2020-09-12モロッコ一周 色彩の旅
青い地上の迷宮の中に漂う。【モロッコ・シャウエン vol.01】
さあ、いよいよスタート。2018年12月の旅だ。
この時のモロッコは、出発前から特にこの青い町:シャウエンに引き付けられた。
これまで狂ったようにダイビングにのめり込み「青の世界」を彷徨ってきた訳だけど、まさか地上にこんな場所があるなんて(@_@;)
これは何としてでも行かねば!
行って、実際にこの目でシカと見届けない事には何も始まらない!!
観光案内的な部分は極力減らして、クリエイターとして、どれだけ感覚的でオリジナリティのある写真や言葉で表現できるか? 今回は特にそれに徹しようと思う。
で、ショッパナは当然このテーマで。他の色を徹底的に排除した圧倒的な青の集積。
その恍惚とした「ひたすら青い町」に入り込もう。そして何を感じたか?
時にキャプションは入れないので、自由に見て下さいね。
シャウエンを歩いていて、一つ気付いた事がある。
それは道が青く塗られてないと、余り「らしくない」という事。この圧倒的な「青の世界」は、道も青くて初めて視界を埋め尽くし、脳髄を心地良く刺激してくれる。
これは桜の季節は、散り際が断然いいのと似ている。道を埋め尽くす桜の花びらの集積にこそ「桜の世界」の真骨頂を見るからだ。
そして、そこは地球上の「もう一つの小宇宙」を見てきたダイバー。水中の青に凌駕された世界にも、限りない色彩の乱舞がある。
そしてこのシャウエンでも青い世界にポツポツとある赤や黄の原色が、まるで水中を彩る熱帯魚のようにも感じられる。
お~! これはこれで、ちょっとメルヘンチックで面白い☆彡
そして地元の人達の姿も、あたかも不意に現れた大型の魚のように、路地に動きとアクセントを添えるのだ。
ん~、もしかしたら、この極上の「色彩のハーモニーと魚達の生なるライブ」が見たくて、ダイビングにはまりまくったのかもしれない…。
ほ~、これは面白い!
地上の町:シャウエンが「ダイブの本質」を別の角度で浮き彫りにするとは。。
この両方の対比があって、初めて「新たなる気付き」が生まれる。
だから旅はやめられないんだよね♪(´ε` )。
ただこうして記録する事で、再度その場所に立ち帰られるのであれば、こんなに嬉しい事はないよね☆[゜ー^]
全20編近くにもなるので、のんびりとUPしていこうと思います。