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2020-10-19酒田・鶴岡・羽黒山

映画「おくりびと」を心の隅に置いて。【山居倉庫のある酒田】02


秀作だった映画「おくりびと」の舞台でもあった、この酒田。
前から来てみたかった歴史のある城下町だ。
ただやはりこの映画が、旅を計画するのに一つ背中を押してくれた気がする。

 

2015年10月、鶴岡から先に入ったのだけど、この二つの町をほぼ同じ天候的コンデションで巡ったので、その微妙な差異がとても面白い♪

 

いい町には、個性的で独特な空気が流れている。
鶴岡はやや内陸部の川の町で、酒田は河口近くの海の町。
こんな近くにありながら、その風土に歴史や文化が加わって、何とも言えない「情緒的差異」が生まれているんだなぁ、と。(^-^)/

 


酒田と言ったら、この山居倉庫だ。
今でも米蔵として使っていて、その一部をリノベーションし、ショップやミュージアムにしている。
まさに「本物」にしか出せない、味のある建物群だ。

 


古いものと新しいものとの融合。
だからか? 蔵と蔵の間に、不思議に現代建築的で鋭角的な造形が存在していた。

 


ショップでは、この「ベニ染め」に特に惹かれた。

 


まるで建物が帽子を被っているようだ。

 


ん? ここは巨大な博物館の中かぁ?
そんな天井のあるセットの中に居るかのような不思議なイリュージョンに包まれた。 ̄○ ̄;)

 


そして酒田と言ったら、この本間美術館も印象的だ。
このディスプレイとしての椅子が、不思議な空間を表出している。
椅子に座って眺めている自分を、更に客観的に外側から眺めているような…。

 

「内と外の融解」をここまで感じ取れる空間も珍しい。(@_@;)

 


庭も見事だ。

 


それは外から眺めてもだった。

 


映画「おくりびと」で印象的だった建物。そう、このアングルだ。
主人公が最初に面接を受けに来た「NKエージェント」。

 


そして更にこの日和山公園も、港町:酒田らしい空気に包まれていた。
黄昏時は、その町が最も心に染み渡っていく時。それは大気が雄弁に語る叙事詩……。

 


遠くに「月山」のシルエットが浮かび上がる。上空には半月。
酒田という町が、ほんの少し分かったような気がした。

 

※次回vol.03 鶴岡タウンに続く。

 

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