2020-09-21北アメリカ・中南米
「大草原の小さな家」の舞台。【北米グランドティトン 2008/07】
2008年の7月に北米をぐるりと回った時の記録だ。まずは「グランドティトン」。
ここは、人気TV ドラマ「大草原の小さな家」の舞台。
そして大好きな、この北米大陸の雄大さ!
2000m級の高地だというのに、ホント穏やかな気候だ。
『あ~これこれ、この皮膚感^^』 ゆったりと余裕があって、全てを包み込んでくれる。。
日本で2000mの高地といえば、険しい山岳地帯の変わりやすい気候なのに……。
これが大陸だ! その醍醐味とは、この日本では決して味わう事の出来ない、たおやかで懐の深い、まさにその「開放感」だと思う。
グランドティトン。『ようやく来たな^^』 ずっと憧れ続けた、ワイオミングの山々だ。
一番高い峰で、4197m。富士山よりも高い。
夏の日に見る、雪を頂いた山々が好きだ。
そこからは爽やかなミントの風と、流麗なる「気」が吹き降り、静かに心を潤わしてくれる♪
それは透明感のある「海がもたらす開放」とは別の、何か厳粛な気持ちにさせてくれる「山がもたらす聖域」とも呼ぶべきものだ。
海では水中の中を泳ぐけど、山では大気の中を泳ぐのだ!
丘に登ってみる。コウリンカに似た花が一斉に咲いている。夏の日の夢……。
日本の高原の花と似ているようで、どこか違う。そんな事を観察してみるのも楽しい^^
これは日本の花屋でも見かけるデルフィニウムの一種だろう。
日本では自生していないので、とても新鮮だった。
大好きなアイリスブルーのこの花は、どこでも一面に咲いていた。
この色こそ、夏の北米大陸の「色」なのかもしれない。
ここでは、10年、20年、30年なんていう時の流れは、あっという間かもしれない……。
そしてここは西部劇映画の名作「シェーン」の舞台でもある。
となればやはりあのシーン、『シェーン、、カムバ~ック!』かな^^