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2020-09-12ハノイの路地裏

ハノイのディープな路地裏と、カラフルな賑わい|ベトナム旅_1

ハノイの路地裏は凄みを利かせ、ひっそりと呼吸する

 

この時のベトナムは、2017年の12月。5日間と、海外旅にしては短かったのですが、それでも様々な体験をし、大いに刺激をもらってきました。

 

やっぱり旅はいいなぁ。またぞろ「極私的・旅人生」に拍車がかかりそう。まあ、時間と金銭的余裕次第なんだけど、ねっ(笑)

 

まずは「ベトナム・ハノイの旅シリーズ」のしょっぱなは、これ! 今回は、もちろんハロン湾やチャンアンの自然美も楽しみの一つでした。でも、この都市の持つ個性的な魅力に、見事にやられちゃいましたねぇ。それも、よりディープに、より深く…。

 

その背景には、同じ2017年に封切られた、映画「ブレードランナー2049」。そのメインロケ地:ハンガリー・ブタペストの、あの殺伐とした重厚感にかなり刺激を受けた事にもよるのでした。(とても好きな映画だったので、映画館で2回も見る事に)

 

都市の表面的なキレイさや煌びやかな部分ではなく、その裏側に潜む、朽ち果てた退廃的な情念のマチエール。。

 

でもそこには、確かな人々の生活の匂いや妖艶なディティールがあり、廃墟にはなっていないギリギリの「何か」、そのオルタナティブな「別の価値観」、それらがかもし出す「ある種の美」のようなものを、このハノイでも感じたのでした。

 

そんな想いが、多少でも伝わってもらえれば。

 


こんな路地、ワクワクする。

 


何を焼いてるのだろう? それにしても佇まいがピタッと決まってるねぇ。

 


やはりハノイのエキゾチックさは、欧米風なアルファベット文化とアジアの共存だ。

 


路地も生活の重要な一部。

 


お~っ!

 


黄と赤と青、まさにハノイの三原色だ。

 


僕には壁自体が一つのタブロー(絵画)に見える。

 


とてもディープなアパート。

 


もう何でもありだよね。

 

ハノイの路地裏は、カラフルな賑わいも見せる

 

吸い込まれるように、更に別の路地の先を目指したら、何とこんな素敵な光景に出くわしました。庶民の人々の、何と賑やかで活気のある日常だこと!

 


ポップな看板と地元の男性との対比がいい。

 


自転車の物売りが、とにかく多い。

 


もう、どこでも「市場」。とにかく何でもいいから『売るぞ!』という気構えが凄い(@_@;) 流通の原点を見るような想い。。

 


ん~、言葉はいらないね。

 


「静かなる活気」とでも言いましょうか。

 


もう、これは「絵」だね。

 


ハノイの人々は「赤」が好き。

 


そして観光客にも慣れていて、自然な距離感。しかもシャイなので、写真がとても撮りやすい。


もはや「何屋さん」という概念はない。

 


さりげない表情、ありがとう。

 


この象のイラストはいったい何だ?

 


様々な光景の中、この旅での全ての写真の中で、一番気に入っているのが、この1枚なのです。路地の片隅に座り、花や球根を売っている女性。彼女のちょっと物憂げな表情と雰囲気がいい。

 

更に、壁のさながらアートのような染みや小物、そして落書きのマチエール。。ビシッと決まった!っていう感じ(^^)

 

それにしても、ダウンを着込んで、おまけにフードまで被っているこの女性。12月の真冬とはいえ、日本人からしたら、それほど寒くはないのです。でも夏の猛暑の反動なのかな?とにかくハノイの人々は寒がりだというのが、よ~く分かりました(笑)

 

で、この写真、雑然としつつもスタイリッシュに調和が取れてて、不思議な魅力と空気感を持つ、絵画のようなシーンだと思いますねぇ☆[゜ー^]

 

◇ ◇ ◇

 

※「ベトナム・ハノイの旅シリーズ」は、複数編の海外旅【ハノイの路地裏】のカテゴリーに、全編収録されてます。

 

※この旅の中でのチャンアン(陸のハロン湾と称される景勝地)だけ、以下でまとめてあります。
チャンアン(ベトナム)|キングコング映画のロケも行なった霊地

 

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そんな旅のエキスをオモチャ箱のように、ここに沢山置けたらいいなと思います。そして見に来てくれた方の、何か、これからの「旅のヒント」になってくれれば、と。

 

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