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2020-09-20北海道(トドワラ etc)

原野を吹き抜ける風とイマージュの世界【北海道 トドワラ】

ずっと前から、僕の旅のテーマは「どこか見知らぬ大地」だった。
学生時代のとある時期は、ドイツorオランダ系プログレシブ・ロックをひたすら聞いていた。。
タンジェリン・ドリーム、あるいは、クラウス・シュルツ、グリーン、ソリューションetc.。

 

それは地球を離れ、別の天体に想いを馳せること。
いや、地球の中にあっても、別の惑星を感じ取る試みと言ってもいい。

 

遊星的郷愁を求めて・・・。

 

この一行に、全てが集約されている。
更に、画家のロジャー・ディーンが描く、イマジネイティブで幻想的な大地に引きつけられていったのも、この頃だ。
だから旅とは、まだ見ぬその圧倒的シュール=幻想性を追い求めるところが大きいのです♪

 

◇ ◇ ◇

 

実はこの時の道東の旅は、ひたすら「トドワラに行きたい!」という願望からスタートしたのだった。
南の根室半島と、北の知床半島のちょうど中間にあたる、海老が丸まったような不思議な形の野付半島。その突端近くに、このエリアがある。

 

広大な北海道にあって、鉄道も通っていない、バスもほとんどないという、知床以上に最果ての地でもある。

 

満月の日、その見知らぬ幻想的で荒涼たる大地に立たずみ、果たして何を感じ取れたのか?
それを再度ここで確かめてみよう。

 

いよいよトドワラの大地に立つ。

 


立ち枯れの木が連なっている光景は、高山ではよく見かける。あるいは山上湖でも。
だがここは海抜ゼロメートルなのだ!

 


広大な海をバックに、その不思議でシュールなシーンに陶酔していった……。
朽ち果てたものにしか出せない、長い年月の囁きと風の旋律。。
それは眠っている記憶に仕舞われた、何時かどこかで見たような光景。

 


ハマナスのピンクが目に眩しい。

 


短い夏の日、弾かれたように、ここにお花畑ができるのだ!

 


沼のような海面は空を映し、光の造形美を歌い上げる。

 


空は無限の広がりの中で、天空に色彩のドゥローイングを施す。

 


野生のアザラシが、気持ち良さそうに日向ぼっこをしていた。
日本にあって、まるで大陸のように懐の深い大自然が、このトドワラには広がっている。
ただ居る。ただ見る。「気持ち良さそうだね~^^」と。

 


そう、この感じだ! このフィーリングだ! 余計なものはいらない。これだけでいい。。

 


オレンジがそよぎ、バーミリオンがゆらぎ、クリムソンが薫る。

 


この、「色彩の小宇宙」の中で。


感じること、ひたすら感じること……。

 


葉も花も実も着けず、凛(リン)と孤高に立っている姿。
立ち枯れの、この削ぎ落とされたようなシルエットが好きだ。
まるで「光と水と風が彫った彫刻」のように。。

 


そしていよいよ夕暮もクライマックスに!

 


惑星が、つかの間の眠りに入ろうとしている。

 


満月の時にしか出会えない、立ち枯れと月の水平線上のツーショット。
それを見たかったのだけど、あいにく東に厚い雲。。
でも、ほどなくして、雲上から月が顔を出し、このトドワラを優しく照らしてくれた。

 


突き跳ねるように、妖しく静かに、そして不思議な喜びを伴なって……。
考えるのではなく、あくまで感じること。。

僕たちの住むこの星は、限りなく美しい♪

 

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そんな旅のエキスをオモチャ箱のように、ここに沢山散りばめられたらいいなと思います。そして見に来てくれた方の、何か、これからの「旅のキッカケ」になってくれれば、と。

 

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