2020-11-02太平洋(パラオ etc)
ブルーコーナーという天国への入り口。【パラオ・カープ島】後編
※前編からの続き。
今回は「桟橋」というものに、深く魅せられる旅となった。
このパラオのカープ島。干潮になると潮が引き、遥か先まで砂地がむき出しになる。
その為、長~い桟橋が沖へと続いている。
まるでその先の海(天国)に続いていくかのような光景だ。
桟橋はそれ自体が異空間への「道」ではないだろうか…。
今回の最大の目的は、この世界的スポットでのダイブ。
『全部ブルーコーナーにしてくれ~!』というリクエストの甲斐もあって、9本の内6本が念願のここだった。
いや~、潜り倒してきた! このポイントに近いカープに泊まった事で、その内の3本がガイドと二人きりの貸切状態。(≧∇≦)
大好きなサメが勇壮に泳ぐ中、ウメイロ、ハナタカサゴ、ハナムロ、アカモンガラ、カスミチョウチョウウオの下地をベースに、バラクーダ、カマス、ギンガメ、クロヒラ、カスミアジ、ツムブリの群に巻かれ、イーグルレイ、ナポレオン、ロウニン、カメを横目で見るといった贅沢な海。
おまけにヒメイトマキエイまで現われるといったオマケ付き。
そして時おり現われる強い流れの中、カレントフックで体を支え、腕組みしての仁王立ち。
これだよ、これ!(笑)
ん~、やっぱりここは、人が多く入る故かなり珊瑚が痛んでいるとはいえ、やっぱり世界中のダイバーを虜にしているポイントだな!って改めて思う事に。
そしてひたすら魚の群の中に、本能の赴くまま突っ込んでいった!☆彡
あ~、僕はやっぱり死ぬまでダイバーであり続け、ダイナミックなドロップオフを潜り続けるんだろうな、と☆[゜ー^]
そして「海の中は最もピュアで、原始の地球が残っている場所だから」という命題を携えて…。
今回は水中カメラは持っていかなかった。でもだからこそ自由でリラックスした状態で見るシーンは、よりクッキリと脳裏に焼き付いている。
桃源郷のようなブルーコーナーから約10分の近さ。
そんな遥か中心地から離れた孤高の島だからこそ、とてもゆったりと寛げる。通常は1時間もかかる。
このショットは、今回僕が一番気に入ってるもの。まるでコローの絵のようでしょ!☆[゜ー^]
そして夕暮。いつものように桟橋の突端がお気に入りのBARとなる。
BGMはツェッペリンの「天国への階段」。これがピタッとはまった。
何度も何度もリフレインする・・・。
・・・ここは「天国への桟橋」だった。*:..。o○☆*゚¨゚゚・