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2020-10-27九州・沖縄 (竹富島)

竹富島で南潮庵さんに立ち寄り、蝶の道と、夕暮の西桟橋へ

「ヤポネシア」の旅人

 

これは10年前の12月、石垣島の旅だった。そして竹富島へも足を伸ばそうと。
僕にとっても初めての地。
以下、過去ログを通して、日本の「南の島」に心をワープさせよう!

 


スッとこの竹富島の地に立った時、『あ~、なんて懐かしい気分になれる土地なんだろう』と。
車の通らない、静かで白砂が敷き詰められた道。素朴な赤ガワラの家々。。
心地いい陽射し。。。

この季節、天気さえ良ければ、思いもかけないほどの「無邪気な青空」を垣間見る事ができる。
それは遥か過ぎ去った、幻のように甘酸っぱい憧憬。そして遠い夏の日の表象。

 


町の中心地にある郵便局。『あ~この感じ! いいなぁ』^^

 


竹富島は別名「花の島」と呼ばれるように、そこかしこに見事なブーゲンビリアが♪
この花ほど「南の島」を感じさせてくれる花はない。

ただひたすら華があり、カゲリのない「陽」の花だ。

 


ふと、牛車の気配に飛び上がったシラサギ。

 


さりげなく見ていると、どんどんこちらに近づいてくる。。ん?
普通は一定の距離以上は近づかないはずなのに・・・。

こちらの事など全く目に入らぬよう、岩の隙間のエサを探している。。
もうその距離、1mも離れていない ̄○ ̄;)
ん~、、鳥までもが、この土地特有の「のんびりモード」なんだねぇ^^

 


牛車も、ゆっくりまったり近づいてくる。。

 


水牛クンの頭に付けたハイビスカス。その立派で雄雄しい角との対比が、何とも微笑ましい(^◇^) ちょっと小ぶりだから、女の子なのかなっ^^

 


竹富島では、ポカ~ンとした時間が心地良く過ぎていく♪

 


「蝶の道」と呼ばれる小道があった。様々な種類が優雅に舞っている。
蝶を見ていると、一瞬で少年の頃に戻ってしまう。。
昆虫の持つ「造形美」というものに、最初に魅せられたあの頃。。

 

僕にとっては「生命を持つ神秘的なアート」そのものだった・・・。

 


アイヤル浜に出る。造られたものではない「ただ、そこにある浜」 。。
人工物の無い、その限りないシンプルさが心地いい^^

 

光と海と砂浜と。。

 


そして、幾ばくかの花があればいい♪  それで全てが完結していく・・・。

 


今回一つ、竹富島にある小物雑貨のお店を紹介してみよう。

 

何気に立ち寄った「南潮庵」(なんちょうあん)さん。

 


そこは、お店に入った瞬間に『ピン!』と来るものがあった。さりげないながらも、とてもセンスのいいデコレーション☆彡

 


海で拾った流木や貝、石をモチーフとした小物たち。島の光と影と気配が、心地良くデザインされている。

流れているのは、キース・ジャレットのピアノ曲。三線などの島の曲じゃないところが、また新鮮なんだなぁ♪

 


南潮庵のオーナーで作家のウシオさん。聞いてみると、東京から渡ってきた人だった。フィーリングがとても合い、その夜ゆっくりと酒を酌み交わす事に。

 

アート談義で話が尽きなかったのだけど、その中で一つ響いてきた彼の言葉、 『拾ってきた木が、何かを語りかけてくるのですよ』と。。

 


すぐ隣の住居兼アトリエは、古民家を利用したものだった。ちょっとお邪魔させてもらって。

 


開け放たれた縁側。木や花と語り、風が囁き、内と外が繋がっていく。。
『なんて心地のいい空間なのだろう・・・。』

 


南潮庵のウシオさんと出会えた事は、今回の竹富島を、よりいっそう味わい深い旅にしてくれたのだった。自然そのもの、そしてそれとの共存。更に古いものや新しいもの、地元の人や生活感に触れること。

 

それだけでも旅は充分なのだけど、そこにアートとしての個性的な「感性」が加味されると、よりいっそう立体的に鋭角的に「その地」が浮かび上がってくるのだ!☆彡

 


「伝統工芸」とはまた違った、もう一つ別の斬新なアプローチ。それが「今この瞬間のアート」なのかもしれない。。

竹富島に来たら、また寄ろうと思う。この島をこよなく愛する、才気溢れる作家と酒を酌み交わしに♪

 


竹富島の夕方は、定番の西桟橋に。雲の隙間から「天使のハシゴ」が降りてくる。幾重にも、幾重にも。。

 


大気は、ゆっくりとオレンジ色に染まっていく。。

 


その海面の光は、キラキラと水平線まで繋がっていく。それを「天使の道」と呼ぼう。

 


そして竹富島の夜はゆっくりと、少しずつやってくる。外灯のない漆黒の夜が。
ハイビスカスの情熱的な赤。その色が様々な事を語り、最後、海の底のように色彩を失うまで、、そのギリギリまで、その色を見届けよう・・・。

 

◇ ◇ ◇

 

南潮庵のウシオさんと酒を酌み交わす中で、一つ大きな主題があった。それは、「海洋民族としての日本人」というテーマ。
故・立松和平氏が唱えていた「ヤポネシア論」 。僕も全く同感で、日本人のルーツの一つ は、ミクロネシアの辺りにあると思っている。そう、あのJEEP島のある、まさにあの辺り!

 

彼らが黒潮の流れに乗って、最初に到着したのが、この八重山諸島。そして沖縄本島を経由して日本本土へと流れていく。。
だからこの地に来ると、体の中に眠っているDNAが呼び起こされ、とても懐かしい気がするのかもしれない・・・。

 

日本はホント南北に細長い国。同じ時期で様々な「季節」に出会える。この八重山諸島では、冬でも陽が射せば完全に夏になる。
だからこそ、夏とは心のあり方なんだよねっ☆[゜ー^]

 

では、こう定義付けよう。『夏とは開放された意識のスタイル』だと。

 

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