2020-09-28信州の霧ヶ峰
コロボックル・ヒュッテは大草原の小さな小屋【霧ヶ峰】前編
東京方面もようやく晴れて、しばらく爽やかな秋晴れが続きそう。
となると、なおさら気分は過ぎ去った夏に想いが。。今年も高原に行けなかったなぁ、と。
ではこのブログで、すっきりとお別れだ。
◇ ◇ ◇
2015年7月に選んだ旅の地は、この霧ヶ峰。
ここしばらくで色んな事があり、深く深く想い、もう一度自分自身の「原点」を見つめ直したいという気持ちがこの地に向かわせたのだろう。
5年ぶりだ。でも子供時代からもう何度も行っている、僕の「高原の原点」のような場所。
霧ヶ峰のコロボックル・ヒュッテに泊まって。
夏は不快で、うだるような暑い日々が続く東京。でも標高1600m以上のこの高地では爽やかな風が吹き、「凛」とした孤高のような美しさと静けさで迎えてくれる。
今回、もちろん不快指数200%の東京を、一瞬でも脱出する以外に二つの目的があった。
それは最盛期は僅か一週間ぐらいしかないニッコウキスゲの大群落の中をトレッキングする事。
もう一つは、前から泊まりたかった、このコロボックル・ヒュッテ。
この地に行けば必ずCAFEでコーヒーを飲む、丘の上の素晴らしいロケーションを持つお気に入りのスポットだ。
ただ泊まるのは今回が初めてで、予想通り素晴らしい山小屋だった。
ホテルやペンションが建ち並ぶエリアから、遥か離れた高原の最深部にあり、長い歴史を持ち、簡素でシンプル。そして、ちょっとしたお洒落なセンスもある。
それ故、大自然と一体になれ、小鳥のさえずり等の草原の息吹をダイレクトに感じ取れるのだ。
霧ヶ峰の斜面を下った所から見るコロボックル・ヒュッテ。まさに「大草原の小さな小屋」だ。
宿泊する小屋の隣がCAFEになっていて、とても美味しいコーヒーが飲める。
CAFEの中から見る光景。張り出したテラスが最高のロケーションって、分かるでしょ♪
今回、ちょっと面白い発見をした。それはこの山小屋の佇まいとムードが、例の映画「不思議な岬の物語」の店とよく似ている点。
一方は海の岬の突端にあり、こちらは山の中腹の突端にある。だから故、無駄の多い世俗を離れ、その広がる大自然の光景の中に、静かに自らを投影できるのだ。
そして大海原にポッカリと浮かぶJEEP島こそ、「山小屋」ならぬ「海小屋」である点の再認識も☆[゜ー^]
※【後編】に続く
公式サイト【コロボックル・ヒュッテ】
そんな旅のエキスをオモチャ箱のように、ここに沢山散りばめられたらいいなと思います。そして見に来てくれた方の、何か、これからの「旅のキッカケ」になってくれれば、と。
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