2020-10-10高原&湖沼
女神湖(信州:蓼科)は、夏と秋の表情の移り変わりが素晴らしい
ペパーミントの風を感じる時♪【信州:女神湖の爽やかな夏】(前編)
今はコロナ禍で厳しい時だけど、どんな状況下でも「爽やかな風を感じる時間」を持っていたい。
で、今回選んだのは、何回も行ってカッテシッタル女神湖。
ここもかなり俗化されてきたけど、その分BUSの便もそこそこ良く、ブラッと行くには色々と便利な所。
標高も1500mあり、ゴンドラで御泉水の山に登れば1800mにもなる。
この高さが重要!
高ければ高いほど、高原の爽やかでシルキーな風に吹かれる事ができるからだ☆[゜ー^]
実はもう一つ、この女神湖には思い出があるのです。
少年だった頃、父の会社の寮が霧ケ峰にあり、このエリアには夏よく来ていた。
まあ、僕の高原の原点のような所♪
ある日、少し足を伸ばそうという事で、当時まだあまり知られていない、この女神湖に来た事があった。開発される前の原始の湖。
湖面には霧が立ち込め、立ち枯れの木が幻想的なムードをかもし出していた。。
当時は中央本線の茅野駅から行くしかなかったので、白樺湖の更に奥というイメージ。
(東京から茅野って、けっこう時間がかかるよねっ)
それが今や長野新幹線の佐久平の駅からBUSで行けるので、逆に霧ケ峰よりも気軽に行ける所になってしまったのです。(^_^;)
今は無粋にも湖の周囲にぐるりと車道を造ってしまったけど、当時は入り口のボートハウスまでだったような気がする。。
だから奥にある立ち枯れが、ほんと神秘的で良かったんだよなぁ☆彡
まあ、それはさておいて、女神湖でペパーミントの風を感じる時とは?
草花が、まだ朝露に濡れていて、細身でシルキーな草が、サラサラと揺れている時。
そんなペパーミントの風を感じながら、ホテルのCAFEで一服。(´_ゝ`)y-~~~
さて、体感温度が1度ぐらい下がりましたか?
僕はどんなに平地が暑かろうが、やっぱり夏が好きだなぁ^^
それは高原に行きさえすれば、夏には一年のピークとしての特別な叙情性があるから♪
「秋の歌」が聴こえる♪【信州:女神湖の絵のような紅葉】(後編)
次は、今この時期にピッタリの過去旅にしてみよう。
この旅から早12年が経過したわけだけど、ブログにしてみると、つい最近のような気もしてくる。。早いよねぇ、月日が経つのは・・・。
だから故、貴重な人生を最大限に謳歌できる「旅ブログ」の存在は大きい。
「紅葉を味わいに高原へ」は、僕の旅の定番のようなもの。でも最近しばらくご無沙汰している。
そして、今年もあっという間に10月も中旬。
ここしばらくも時間を取れず、今年も「高原の紅葉」のタイミングを失いそうだ。。
そこでこの旅ブログで、時空を超えて行ってみましょう! 高原の紅葉は、平地とは全く違った深く濃い味わいがあるのですよっ☆[゜ー^]
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10月も後半に入り、東京の木々も少しずつ色付き始めている。
以前、「夏とは、開放された意識のスタイル」と書いたけど、では秋とは何だろう?
ふと、そんな事を想いつつ、日常を離れた静かな山の中で、ゆっくりと考えてみたい・・・。
という訳で、先日向かったのが、信州・蓼科の女神湖。東京から長野新幹線で佐久平まで1時間20分。そこからバスで1時間10分。とても気軽に行ける、高原の湖だ♪
遥か少年の頃、ここはまだ中央本線の茅野駅からしか行けず、白樺湖のずっと先。奥深く霧に包まれた、神秘と憧れの地だった。
今は近くなった分だけ「開発」が進んでしまったけど、そんな甘酸っぱい郷愁が、まだそんなに壊される事なく残っていて、今でも比較的気に入っている場所だ。
標高1500m。夏でも朝晩は、身を切るように冷え込むこの高地。キリリと冷涼に冷えた大気が、この季節でも心地いい。
冬を迎える前の、足早に通り過ぎる一瞬の「秋化粧」 ☆彡
赤や黄・そして海老茶と、枯れ行く前の最後の色付き。それは一日で言うなら、夜(冬)を迎える前の、ちょうど朱に染まる夕暮に当たるのかもしれない。
じっくりと物想いにふける夕暮・・・。
「秋とは、現象の移ろいを聴く心のスタイル」
そんな想いで、しっとりと自然が奏でる「秋の音色」を、聴いてみましょう♪
観光のピークを過ぎた女神湖は、ひっそりと静まりかえっていた。
水面に突き出した立ち枯れの木が、ここのシンボル。 立ち枯れ、、なんて哲学的な詩情をそそるのだろう・・・。
凛と立ちながら枯れていく様は、ただただ、ひたすら深い(≧∇≦)
そして、水面のキラキラとした光とモミジで、花火のような旋律を奏でるのだった☆彡
・・・風にそよぐメロディを伴って。
白樺とモミジと青空と。まさに高原ならではの、爽やかな秋色だ^^
青が深いからこそ、赤が眩しいほど映えるのだ。
女神湖畔の店を、「秋色」を求めて訪ね歩くのも楽しい^^
そして、秋にしか出せない空気感を感じる。
そんな中にある夏の名残、、それがまた嬉しい☆彡
ふっと夏を思い出すからこそ、四季の移ろいにノスタルジーを感じるのだ。
どこか郷愁を帯びた、心の中のさえずり♪
葉は一枚一枚、最後の主張をし、地に落ちても、不思議な存在感を放つ。
湖畔の清流に落ちるのもある。水の流れを得ると、動きのある万華鏡のような色彩を放つ。
そして陽が傾くと、次に訪れる「冬の色」さえ感じる。そう、大気も秋色に染まるのだ。
最後まで聴きとどけよう、夜想曲・ノクターン♪
「秋の調べ」という楽譜で・・・。
翌日もカラッと晴れた。 これはホテルの部屋からの眺め。木々に囲まれた、いい秋色の眠りだった。
顔を洗いがてら向かうのは、当然露天風呂。湯船にリンゴが浮かべてあった。仄かに甘酸っぱいリンゴの香り☆彡
こんな土着的で素朴なアイデア、、しみじみと、いいもんだなと想う^^
このホテル「アンビエント蓼科」には、また来よう。四季折々の高原の歌を聴きに・・・。
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旅ブログで「感じる」のもいいけど、季節の風物詩:紅葉は、やはりしっかりとライブで目に焼き付けておきたいよねぇ♪
さて、今年はどこで見れるかなっ( ̄▽ ̄)b
※関係カテゴリー紹介
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