2020-10-09フィールド&昆虫館
昆虫という生きる宝石を愛でる至福。【としまえん昆虫館】
前回、閉園を名残惜しみ、としまえんの桜をアップしたけど、今回はこのテーマで。
ここの昆虫館もなかなか良かったのです。
コジンマリとはしているのだけど、展示物の精度や企画はGOOD。特に世界の珍しく美しい昆虫の標本に魅せられる。
そして、静かにボ~っと色鮮やかでスタイリッシュな造形美を持つ昆虫達を見ていると、不思議な陶酔感に包まれるのです……。
もちろん、魚や動物達にも『何でこの形や色を持つのだろう。。』と、デザイン的好奇心が膨らむ。でも特に昆虫達は、小さくてシンボリックなだけに、強烈なビジュアルの想像力を掻き立たせてくれる。
彼らには、造形的パターンの全て が集約されている気がするから。。
そしてヘラクレスオオカブトや、世界のクワガタ等の生きた展示も行われていて、実際に触れるのです。もう童心に帰りますねぇ(笑)
それは最も多感な少年時代に心を揺り動かされた、「甘美なる郷愁」というファクターも加味されてくるからでしょうね。
だから故、子供時代に様々な経験を持つ事が、いかに大切かが分かるというもの。
昆虫達は、ただそこにいる。人間の営みと共存しながら、または独立しながら。
それらは地球の大自然の中に密やかに生息しているだけで、けして「創られたモノ」ではない。また、自然の営み(循環)に、とても大切な存在でもある訳だから。。
そして紛れもなく「本物」だ。だからいい。
一つ、貴重な昆虫館がなくなるけど、また新しい施設を探してみようかと。(^-^)/