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2020-11-15ホテル&温泉旅館

魔境:宝川温泉の謎。(ジャパネスク・ワンダースポット)後編

※前編からの続き

 

そして一眠り後の深夜3時。真夜中の露天に浸かる。

誰も居ない、100畳もある湯を独り占めだ。この時の充実した気分やイマジネーションを語りだしたらキリが無い(笑)


ただ、露天の真髄は『湯煙と霧の位相関係にある』とみた。どちらも、最も国内旅の奥深さを演出してくれるものだから。

 

「幻想」という名の至福、、「シュール」という名の飛翔。。。

 

辺りが一瞬コバルトに染まる。僕が一番好きな時間帯だ。山の早朝の切れるような寒さ。だからこそ、湯煙で暖をとる時の心地良さ。。

 


大気は青から水色に、そしてゆっくりと夜が明けていく。そして、な、何と、この時、雪がパラツキはじめたのだった。
(あまりの嬉しさに、その感触を味わう方に気をとられていて、写真には収められなかったのだけど・・・笑)

 

「旅の幻の写真」とかけて、「タコの卵巣」と説く。その心は?
『本当に貴重で美味しい珍味(シーン)は、漁師が船上で真っ先に食べてしまうので、市場には出回らない』
(写真を撮るよりも、その一瞬を自分の眼と脳髄に焼き付ける方が先だ)(爆)

 

早朝のひとっ風呂。冷え切った体を伸ばし、ただただ、『あ~~~~~~~~~』という言葉しか出てこない。 。
顔に当たる冷たい綿のような雪の、なんと心地いい事! 露天の醍醐味は、この3回の非日常的なプレミアムな時間の中にある。夕暮と、真夜中と、早朝と……。

 


昨今、24時間入れない宿が急激に増えている。。宿側の一方的な決まりで、深夜12時から6時まで入浴禁止ときたもんだ。理由は、お上からのオタッシで「安全の為」だという。
嘆かわしい、、まったく馬鹿げている。。滑って危険とかの個人の安全確保は、自分自身でするものだ。

 

どこまで、この異様な(この場合、悪い意味で)自己管理を無視した、過保護&強制的な管理主義がはびこっていくのだろう。。
どんどん世の中、自由を奪う、嫌な時代になっていく気がするなぁ……。

 

『24時間OKの宝川温泉よ、時代の泥波に負けるなよ!』と。

 


朝食後、民芸風のカフェで、古くから宝川温泉の運営に携わってきた宿の人に話を聞く機会を得た。
なかなか興味深い事を色々と。ここでは長々と書くスペースはないけど、一つだけ。

 


『あの置物や飾り物たち、特にこれといった考えはないのです。先代が趣味で集めた「ガラクタ?」を、ただ気の向くまま置いて、見る人に自由に何かを感じてもらえれば。
温泉だからといって、かしこまって純和風で統一している所や、洗練された所は他にいくらでもあるわけで、ここは同じようにはしたくないのですよ』と。

 


その考え、、あっぱれ!!

 


その話を聞いてから、更に見るもの全てに、新鮮な心地良さを感じるのだった。
崩れかかったような不思議な土間も、

 


今にも土に返りそうな昔ながらのストーブも、しっとりとした味わいがある。

 


「朽ち果てたモノにしか出せない美」を感じる心は、開放的な露天のある湯宿がよく似合う。

 


また必ず来よう、、そう思った。

 


日本もいざ歩いてみると、かなり広い。だからこそ、全国をいろいろと見て回りたい。でも少なくともここは、何度でも来たい、僕の大のお気に入りの湯宿なのだ。

 

ワンポイント
※この宝川温泉には、女性専用の露天も一つあって、そこも100畳ほど。だから、女性の方にも最高ですよ!

 

※今回のタイトルが「謎」というからには、もう一つだけ宝川温泉の秘密をお教えしましょう。
ここには、いっさい、電信柱と電線がないのです。「お客さんがホッとできるように」と、高額の費用をかけて全て地中に埋めたそうな。こんなトコロも、人気の秘密なんでしょうねっ☆[^ー゜]

 

公式サイト【宝川温泉】

 

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そんな旅のエキスを、ここに沢山散りばめられたらいいなと思います。そして見に来てくれた方の、何か、これからの「旅のヒント・キッカケ」になってくれれば、と。

 

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