2020-11-17植物園 Garden
ハナビヨリは新感覚の花のテーマパーク。特に桜の季節がいい
「HANA・BIYORI (ハナビヨリ)」は、冬のイルミネーションもお薦め (前編)
今年の春オープンしたばかりの「はなびより」。つい先日行ってきました。
ここは元々よみうりランドの敷地の一部で、日本庭園だった所。閑静なムードが良くて、僕も行った際には散歩がてらよく歩いていました。
そこに、この施設ができたという。『へぇ~、あそこにねぇ』と、興味津々。
実は今年、桜の季節のオープンしたての頃、一度行っているのです。桜や様々な花に包まれて、それはそれは百花繚乱、とても素晴らしかった。
そして今回、更にイルミネーションで夜間営業もやっているという。『これは行かねば!』という事で、2度目の訪園。
はなびより「HANA・BIYORI」でまったり過ごそう
ここがメイン館。ガラス張りで、とってもスタイリッシュな建物だ。4分の1はスタバの粋なカフェが締める。
気に入ったのが、中央に置かれた巨大水槽。室内とのスケルトン効果で、一般の水族館とはまた違ったテイストで、とてもいい。
そして一日数回行なわれる「花とデジタルのアートショー」というマッピング。
もちろん隣りがよみうりランドなので、散歩気分で自由に行き来できる。
この日も行ったり来たり(笑)
そして夕暮から夜に。夜のここは初めて。昼間とはまた違った光の効果で、その変化が面白い。
やっぱりテーマパークは夜も営業してほしいなぁと、つくづく。。2倍も3倍も楽しめるから。
自然の竹を、手作りで細工した作品が並ぶ。ちょっとこれにはシミジミと感動しましたねぇ。一つ一つ全て手作業で作られているのだから。。
そして変にケバケバしない黄金色の光だけというのも、繊細でさりげなく、日本情緒に溢れている。
最後に、今回一番感動したのが、このマッピング。写真で分かるかな?
パッと見た時、まるで熱帯魚のネオンテトラが泳いでいるように感じられて、ビックリしたのだった!(@_@;) 実際、水槽でも見てたので。
そしてこれが庭園の一部をユラユラと幻想的に浮遊し、空まで覆い尽くす。。
(三脚を持っていかなかったので、そのシーンは写真では捕らえられなかったのだけど)
その光景に、しばしフリーズ。様々なインスピレーションが重なり合いせめぎ合い、MAXに。ボ~っと見とれてましたねぇ。。
「HANA・BIYORI (ハナビヨリ)」で、今年の桜を見納めに (後編)
さて、前回までに4編の「さくら漂流」をアップしてきましたが、東京はそろそろ桜も終焉。
そこで今年の桜の見納めに、直近のソロハイクに選んだのが、この花のテーマパーク【HANA・BIYORI (ハナビヨリ)】
そして、地桜・風桜に遭遇しやすい散り際のタイミングで行ってきました。
前回の上田の桜で、お堀に浮かぶ花びらを「花筏(イカダ)」と呼ぶことを紹介したけど、何とも日本的情緒の溢れる言葉ですよねっ。日本には古来から季節や現象を現す素敵な言葉が多いけど、もっともっとその世界にハマリたいな、と。
そこで今回は、桜でもっと何かオリジナルな言葉を見い出せないだろうか?という部分を主題に、まとめてみました。
ではさっそく「さくら言葉」を捜して歩いてみよう。地面も桜色に染まるこのタイミングが一番いい。
これは『土ざくら』でどうだろう。他の花を引き立てて、色彩のコントラストが美しい状態を指して。
『新雪花』地に落ちた花びらは踏まれたりもするし、色が変わるのも早い。旬はほんの一瞬。なので新雪のように、まだ花びらが初々しい状態を称して。
『さくら席』地桜に包まれ、いかにも居心地の良さそうな空間を指して。
『クモの巣花』クモの巣に花びらが引っかかっている様子。これはこれで、けっこう風流だと想うけどなぁ(笑)
『囀(サエズ)り花』桜の木に小鳥が止まり、囀っている時の様子。
ここまで、どうです? 僕的には 『囀り花』あたりが良いかなと想います。
で、この本館の側面。全面ガラス張りになっていて、とてもスタイリッシュな造り。そこに映った桜もなかなか印象的でした。
そして、コーヒーブレイク。
ボ~っと、よく手入れのされた美しい日本庭園を眺めていた時。風の強弱で変わる、様々な桜の散り際を見つめていたのでした。。
穏やかにヒラヒラと舞い散る花びらも言葉にしてみたいなぁ、と。
綿雪がフワッと落ちてくるような感触。。これを『風花 (カザバナ)』あたりでどうでしょう?
更に、この日は終始風が穏やかだったのだけど、これは一瞬強く吹いた時の状態。
いや~、見れました。まさに『花吹雪』を。
そして今回も、館内で花のデジタルアートショーを見たのでした。前回とは違った内容だったので、とても刺激を。
「ナチュラルとデジタル」、「素朴とハイテク」、「自然と人工」、それらを味わい分けられるのも、このハナビヨリの良さだ。
この日のソロハイクは、風も穏やかで陽光にも包まれ、とてもマッタリと過ごせました。この時期は湿度も低く、日差しが強くても、とても心地いい。
こんな気持ちのいい日を表わす言葉は、まさに『花日和 (ハナビヨリ)』ですねっ(^◇^)
ワンポイント
※よみうりランドと両方見るのがお薦め。施設へは駅からの従来のゴンドラも良いのだけど、往復で500円。ハナビヨリへは15分間隔で無料送迎バスが出ているので、行き帰りの節約に、これを利用するのも手かも(^-^)/
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