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2020-12-29関東甲信(河口湖 etc)

夜の月明かりで眺める富士山は、とても文学的だ。【河口湖】

前回アップした「忍野八海」の前日は川口湖畔で1泊。10年まえの冬の同じ季節。
で、この旅の計画はこんな具合で。

 

◇ ◇ ◇

 

忙しい合間を縫って捻り出した2日間。さて、どこへ旅に出ようか? 白紙だ。どこへ行きたいのか? どこへ今、心が向かっているのか? この1泊2日という限られた中で行ける丁度いいボリュームの所とは?

 

心の中のベクトルをさぐってみる。雪、白、冬の透き通った陽光、居心地のいい宿、個性的な露天風呂、のんびりまったり、そしてさりげない所。。

 

そんな中で、ふと「富士山」というキーワードが浮かんだ。この冬の季節、どんな風に雪化粧しているのだろう?
よし!ちょっくら行ってみっか~!! となれば、かなり冷え込むだろうから、部屋や露天風呂からも富士がド~ン!と見れて、できたら湖越しに見たいなぁ。

 

という事で、河口湖周辺という旅の計画が、まるでイーゼルに立てかけられた真っ白いキャンバスのように、事前に用意できた。

 

『へ~っ、冬の花火もあるのか~!』『おっ!このホテルなかなかじゃん!♪』『レンタサイクルは?』と、さらさらと鉛筆で軽くデッサンするように、キャンバスに「アタリ」が入っていく。あとは現地でどういう風に、「行動という筆」で色彩の絵の具を塗っていくかだ。

 

いい旅は、いい絵を描くようなものだと思っている。

 


んっ?ロビーに入っただけで、なかなかいいホテルだなと感じた。

 


部屋に入ってみる。お~っ! デッサンでアタリは付けていたけど、予想以上にいいねぇ♪ 冬の陽光がキラキラと降り注いでいる。富士も正面だ。

 

今回は、富士の刻々と移り変わる「表情」を表現してみたいので、時間軸に沿って展開してみようかと。
初日は雲が多く、富士も哀愁を帯びた顔だなぁ。でも、雲の造形と空の空間が、富士という要素を得て、より雄大に感じられる。

 


さっそく露天風呂だ! ん~、なかなか。富士との対峙感がいい♪ 大気の冷たさと湯の温かさとの、緊張感のある絶妙なせめぎ合い。

これだよね、これ!(^◇^) ゆったりと、全てのシコリが湯に溶けていく……。

 


外に出てみる。湖面に張った氷が、美しく光を反射していた。氷という概念は、もはやほとんど東京にはない。改めて不思議な感触を探るように、じっと見入っていた。

 

神秘的なマチエールと、フラジャイルな質感。。

 


雪ダルマも、ひっそりと何かを語っている。

 


ふと、遊んでいる犬に目が釘付けになった。嬉しそうに躍動する姿。白と光と無邪気さと。こんな時だよな! 『犬はいいなぁ』って思うのは♪

 


『バイバイ』って。

 


ホテルに戻り、夕暮のひとっ風呂。ん~、沁みるねぇ(≧∇≦)
富士の上も少しずつ雲が流れ去り、いい感じになってきた。

 


松明に火が灯る。心憎い演出だね♪ 炎が風で踊る。竜になったり、ウサギやネコになったりと。。

 


夕食後、いよいよ冬花火。部屋のテラスから見れるってぇのがいい。花火といえば夏の風物詩。でも冬も悪くない。いやっ、悪くないどころか、澄み切った夜空に、ひときわ鮮やかだ!
(動画で撮ったので、後日入れますね)

 

そして漆黒の夜を迎える。雲はすっかり取れ、富士も毅然とした表情を見せている。

 


夜の富士か~。満月の明りで照らされ、とても文学的だ♪ 

 


星空もくっきりと語りかけてくる。

 


やがて、ゆっくりと夜が明けていく。

 


朝日を反射し、富士はシュールな表情を見せる。

 


ピンクともオレンジとも言えない、あるいはレッドともアンバーとも似つかわしくない、この言葉にできない色彩の極みの中に、陶酔していく……。

 


そして朝。見事に晴れ渡った。曇りがちの昨日とは全然違う表情だ。待望の「逆さ富士」でもある。

 


この白いマチエール、粉砂糖のようで不思議と味覚を刺激される(笑)

 


当然、朝風呂。陽光が暖かく、昨日とは全然違う感触だ。湯が何か温かいプールの水のよう。時空を飛び越え、南の島に舞い降りたような。。

不思議な湯の国、JAPAN! この国は、まだまだ果てしなく奥が深い♪

 


更に当然、朝酒。今回は、すぐこの近くで造っている「五光」という逸品。

 

とにかく、ここの土地の水はいい。さすが湧水の湧く富士の裾野。ホテルの水道の蛇口から飲む水ですら、ヘタなミネラルウォーターより旨いくらい。ほんのりと甘みがある。

 

で、この「五光」。ん~『水だね!』これ、最高の誉め言葉ヽ(´ー`)ノ

 


富士も笑っている^^

 

※この後の2日目に訪れた【雫(しずく)が落ちるように水音がする村♪忍野八海 】も併せてどうぞ。

 

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