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2021-03-31全国さくら漂流

続・さくら漂流 (風桜~月桜)【上田城址公園】後編・花吹雪

※前編からの続き

 

とある小さな寺の前で、思わずカナシバリにあったように、その場に立ちすくんだ。。それはまさに今回の旅で、ずっと待ち望んでいた光景だったのである。

 

一瞬の風と共に、サ~っと桜が舞い散り、地に落ちた花びらまでもが、渦潮(ウズシオ)のように舞い上がる。

 

それは「静かで激しい」幻想の吹雪のようだった。
そして、まるでスペクタクルの映像のように時空を越え、夢とリアルな現実の狭間の中で、眼前で展開されていく。

 

時間にして数秒の事だったけど、そのシーンは強烈なイマージュとして、心に深く刻まれたのだった……。

 

3)『風桜』は、瞬時のキラメキ。

 

風がこれほどまでに美を描くことは、他にはないであろう。桜によって風を知り、風によって桜を知る。
ここ【上田城址公園】の周りは情緒のある寺も多く、花吹雪を見る環境としても申し分なかった。

 


揺れて・・・

 


風の劇場

 


風の舞い

 


風の石

 


花祭り

 


蜃気楼 (シンキロウ)

 


花酒 (ハナザケ)

 

4)『月桜』は、神秘への誘い。

 

「椰子葉月」という言葉があるなら「桜月」という言葉もあっていいだろう。
満月の似合う鋭角的な椰子の葉と違い、この丸みのある花木には、逆に三日月の鋭角さこそが似合う気がする。

 


クレセントな空

 


月の回廊(カイロウ)

 


童話

 


民話

 


神話

 


桜月 (サクラヅキ)

 


夢幻

 

「地・水・風・月」と、オリジナルワード的にまとめてみたけど、これは古来からある「花・鳥・風・月」以上に、和の心のキーワードになる言葉なのかもしれない。。

 


桜……。「花」という概念すら越えて日本列島を縦断し、日本人の心に深くかかわってきた、この圧倒的な「シーン」を待つ存在。
それは年に1回全ての人に訪れる、自然界の最も華やかで奥の深い「祭り」のような気がする。。

 


そして、枯れる前に散る潔(イサギヨ)さ。
その後木々は葉を付け、新緑として青々と夏に向かい、散った花びらは再度大地に帰っていく。
ほとんどの花木の花が、大なり小なり木上で枯れていく中で、ここまで一瞬のハカナサで枯れる前に散る花はないのでは。

 

まさにその「美しい散り際」に、日本人は古来より「キッパリとした心と現象の美学」を見い出していたのではないだろうか……。

 

もう東京では散り時だけど、桜前線は北上していくので、東北や北海道ではこれから。まだまだ楽しめますよ(^-^)

 

◇ ◇ ◇

 

「さくら漂流」として立て続けにアップしてみましたが、この4編を通して、僕の桜に対する気持ちが伝えられたかな?と思います。

 

今年も計画を立ててみたいなぁ。強い風が吹くタイミングに合わせて、見に行きやすい近場で、「花吹雪に遭遇」してみるのも手かと☆[゜ー^]

 

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