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2021-11-15紅葉ハイキング

秋の龍王峡と鬼怒川をそぞろ歩きで【三輪流いい旅・夢気分】

忙しく缶詰状態。だからこそ、旅心がムズムズとうずく(≧∇≦) ここらで軽く、紅葉を見に行きましょう。
という訳で、今回は以前に行った、一泊での鬼怒川を。その7年ほど前、この少し先の龍王峡へ初めて行ったのだけど、10月でまだ紅葉前の季節。今回は11月。そのリベンジを兼ねて。

 

初回は、そのままトレッキングして川治まで歩き、ホテルの温泉に浸かって、最終の列車で帰るという日帰りコース。なかなかダイナミックで趣のある渓谷だなぁと思ったのでした。

 

では今回は少し目先を変えて、『今、鬼怒川温泉はどうなっているのか?』という好奇心も携えて。
実は僕の中ではずっと、鬼怒川~昔ながらの大型旅館~会社の社員旅行~宴会(爆)といったイメージがあったのです  ̄○ ̄;)

 

現に僕がまだサラリーマンだった頃、まさに社員旅行の一つがここ。。
当然未だにそれが脳裏に刷り込まれ、近くて行きやすい割には、なかなか足が向かわなかったのです。。┐(‘~`;)┌

 

で、今回はTVの「いい旅・夢気分」的な軽いノリで、久しぶりに行ってみましょう!♪
決して、「遠くへ行きたい」的なノリではなく、ねっ(笑)

 

こっちだと、どこか誰も行かないヒナビタ漁村かなんかをそぞろ歩きし、土地の漁師さんに、『おっ、この魚旨そうだねぇ』とか言って、『じゃあ食ってくか?』なんて感じで、しみじみとその土地の旅情に浸るってぇのが似合っているから☆[゜ー^]

 

今回はあくまでオーソドックスな、「いかにも」な旅だったのだけど、、でもこんな軽いノリもいいよねぇ。
まあ僕の場合、旅のスタイルに好き嫌いって全くないのです。一人旅が基本だけど、どんなスタイルでもOK!♪

 

秋の龍王峡は、色彩の宴(ウタゲ)が満載 (前編)

 


この時は7年ぶりの龍王峡。紅葉のピークからは1~2週間遅れたけど、それでも充分目を楽しませてくれる。

 


青い空と澄んだ水の流れ。白い岩肌と流れ落ちる滝の風情。。やっぱ、これだよ!

 


以前にも書いたけど、『この国は、生物の種類と自然の多様性に関しては世界一』だとの事。
特に木の種類の多さからくる色数の多彩な紅葉の美しさは、まさに世界に類を見ないという。。
それに、こんな鮮やかな水の色も組み合わさると、、ん~、ジャパネスク!!☆彡

 


白い岩肌~針葉樹の緑~黄緑、、そして落葉樹の黄色~オレンジ~赤へと繋がっていく、色彩のコンプリートなグラデーション。

 

一年を一日で例えるなら、秋とはまさにクライマックスを迎える、赤く染まる夕暮そのものかもしれない。。
冬は夜の静けさ。春は夜明けの朝。そして真夏はカミュの狂気としての正午。

 


何故こんなにも美しく真っ赤に染まらなければならないのだろう。。
ナンタラカンタラと科学的に分析できるのだろうけど、今はただその色彩の魔法に見入っていたい・・・。

 


自分が自由に切り取ったところが、お気に入りのタブロー(絵画)となる。まさに、「秋の詩情」だ。

 


滝の清涼なる、ひっそりとした主張。

 


そして岩肌の、時を刻むシュールな造形。

 


光を浴びた赤は、驚きと外に向かう覚醒の色だ。

 


日陰の色彩は、内に向かう、いつか見た記憶の色。。

 


そして光と影のコントラストは、まだ見ぬ夢の入り口・・・。

 


更に今回も念願だった「滝に掛かる虹」が見れた。うっすらだけど、分かるだろうか?

 


その角度によっては、驚くほど強く鮮やかに見れる。それはまさに「幻の夢」そのもの☆彡

 


ここで龍王峡から鬼怒川温泉まで戻り、あの懐かしの(笑)社員旅行でも乗ったライン下りを^^
不思議なもので、その地に立つと、当時の記憶がくっきりと甦る。
『あ~、この川原だ』。。一瞬にして、数十年の歳月が埋まってしまう。

 

それはまた、豊潤な時間への旅なのかもしれない・・・。年輪を刻むってぇのは、けっこういい事だよ!☆[゜ー^]

 


紅葉には、流れ行く白い瀬がよく似合う。

 


それは冷たい冬に向かう、ちょっとオセンチな気分を助長してくれるから。

 

秋の鬼怒川は、楽しみのテンコ盛りだ (後編)

 


今回は特に「三輪流:いい旅・夢気分」っていう事で、当然宿にはこだわりを。
そこで選んだのは、鬼怒川の中心部から離れ、ひっそりと建つ瀟洒な「花の宿・松や」。ここの女将は竹久夢二の大収集家だ。

 

「対象ロマンの香りに包まれた宿」という事で、是非泊まってみたかった。僕も東京・根津の竹久夢二美術館のポスター制作などの仕事をずっとやってきたので。

 

この徹底したコーディネートの、こだわりを見よ! 五つ星にも選ばれたらしい、なかなか素敵な宿♪

 


館内の至る所に生花と夢二の絵が。。

 


細部にも「心」が感じられ、

 


とても落ち着ける宿だった。(´_ゝ`)y-~~~

 


部屋からも鬼怒川の流れが見渡せる。瀬音って荒々しくも、なんて心地のいいサウンドなのだろう。。それは内に向かう甘美なインスピレーションのストリーム。

 


(※公式サイトから)

 

そしてこの露天風呂も良かった^^ 比較的小さな宿だから、人も少なくゆったりと浸かる事ができる。しばし貸切状態で夢の淵をさまよう・・・。

 


翌日はあいにくの曇り空。。でも昨日とは、また違った紅葉の風景だと思えばいい。何でもいい風に考えるのも三輪流。( ̄▽ ̄)b 向かったのは昨年完成したという大吊り橋。

 


超望遠で撮った一枚。ライン下りとの、ライブなバランスもいい^^

 


空も白く、光が当たらない分、景色はフラットだ。でもその分、霞がかかったように愁いを伴なった色彩になる。。

 


柔らかく、そしてはかなく・・・。空の青がない分、紅葉もまた違った印象に感じる。

 


ふと見ると、野生のサルが! これはちょっといい発見だった^^
やはり野生っていうのは迫力が違う! そのしぐさや表情に思わず引き込まれていく・・・。

 


その近くで、小ザルも発見! 動物園と違い、この独特の間合いの緊張感がいいねぇ(^◇^)

 


(※公式サイトから)

 

で、この後は「日光江戸村」へ。

実は僕、アミューズメントパークが大好き! 動物園や水族館だけでなく、遊園地も^^
ディズニーシーなんか、たまにブラッと遊びにいくぐらい☆[゜ー^] あの夜の海底二万マイルのアトラクションの辺りなんか、最高だよね!

 

ただここは初めて。いや~、予想してたものよりも全然いいぞ! しっかり細部まで造ってあるし、エンターテイメント性もある!! 今度は丸一日居たいぐらい^^
江戸の野武士になった気分で、長屋の飲み屋で、ヒョウタンに入った生酒なんかをキュッとやりながら、ねっ♪

 


(※公式サイトから)

 

更にその後、夜のライトアップされた「ワールドスクエア」にも。

 

さすが、てんこ盛りの「いい旅・夢気分」て感じでしょ! ここも初めて。で、これまた、いいんだなぁ^^ 予想以上にしっかり造ってある。

 

白状しましょう。。江戸村同様、タカヲククッテました。。m(_”_)m(笑)
スペインのアルハンブラ宮殿では10分、、憧れのドイツのノイシュバンシュタイン城では20分、、NYのマンハッタンなら30分、ボ~っと夢見心地でいられる。(爆)

 


ここも江戸村同様、気ままにブラッとっていう感じで,
写真を撮るつもりは全くなかったのだけど、、ふと見上げるとこの日は満月の二日前。。 いいオボロ月が。

思わず撮ってしまいました♪

 


ついでに、ライトアップされた紅葉も。

 

という訳で、鬼怒川、なかなかいいじゃない! 元々この東武特急スペーシアの電車は大好きで、日光方面にはしょっちゅう行っているのです♪ 乗車料金も安いし、ゆったりしているし、アクセスもいいし。。

 

こりゃあ、また行く事になるだろうなぁ☆[゜ー^]
ちなみに土地の人に聞くと、今や時代も大幅に変わり、社員旅行はほとんどないと。。だよねぇ^^ だから地元が必死にがんばっているんだろうなっ。この時代、生き残るだけでも大変だから(≧∇≦)

 

◇ ◇ ◇

 

その後つい最近も、また日光江戸村とワールドスクエアへ。その時の様子は以下をご覧下さい。

 

日光江戸村は、いにしえの江戸情緒に浸れるナイススポット。

 

東武ワールドスクエアのお薦めは、夕暮と夜のライトアップだ

 

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そんな旅のエキスをオモチャ箱のように、ここに沢山置けたらいいなと思います。そして見に来てくれた方の、何か、これからの「旅のヒント」になってくれれば、と。

 

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