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2021-11-27海岸&シーサイド

東京ウエストコースト【内房にロサンゼルスの空気を感じた】 

前回は鬼怒川。「川」ときたら、次はやっぱり「海」だよねぇ。こんな風に自由自在に「イメージの旅」ができるのもブログの良さ。今回ふっと浮かんだのは、数年前の冬に旅した内房。南房や外房、三浦や湘南はしょっちゅう行くのに、ここだけは近いのに未知の海岸線だった。

 

当時は、チャリで海べりを走るのに特に凝っていた。一日では無理な場合、駅にチャリを預けて、また翌週に取りに行き、そこから再スタートするといった具合に。

 

この時は木更津の先の青堀から出発して、富津、浜金谷、勝山、富浦を経て、館山に至る海岸線。そこをのんびりとサイクリング。まるで少年の頃にやった路地裏の探検のように、ワクワクしながら(笑)

 

当時の写真を見ていたら、あの時の空気感が、今くっきりと脳裏に甦みがえってきたのだ。と同時に、ふとロサンゼルスのシーンも頭に浮かんだ。そう、あのポカーンとした空気感が。。

 

中米のホンジュラスからロサンゼルスを経由して、日本へ帰る時だった。ここで半日程トランジットの時間がある。当然空港からBUSを利用して、どこかで時間をつぶそうと考えた。

 

ダウンタウンに出るのが一般的だけど、やはり海を見たい。空港から一番近い所と言えばサンタモニカ。かって知ったる地だ。迷わず行き、夕暮の静かな桟橋で旅の余韻に浸った。。

 

ウエストコーストの海は冷たいので、泳いでいる人はほとんどいない。皆、のんびりと散歩をするか、釣り糸をたれている。広々とした海がかもし出す、その「空気」そのものに浸っているようだった。
海にはなんとも言えない、包み込んでくれるような「まどろみと心のほぐれ」があるからだろう。

 

そんな「海心」と交錯するかのように、ここ内房も透明な潮風に包まれていた。南房や外房とは微妙に異なる海の感触が心地いい。外洋ではない、静かな湾内の海。しかも夕陽が海に沈むという事で、その空気感が決定的に違う。

 

「東京のウエストコースト?」と言うと笑っちゃうかもしれないけど、ここもいちおう「西海岸」でもあるし(笑) 所々ほんの僅かだけど、そのシンクロした空気を感じる。そこがまたいいのだよ♪

 

今回は7つのテーマに分けて、3枚の組写真でそのイマージュを表現してみよう。

 

 

 


1)ブルー

 

冬の乾いた光が紡ぎ出す空間が好きだ。もしかしたら、「青」を見るにはこの季節が一番いいのかもしれない。 東京~ロサンゼルス。時空の壁が瞬時に取り払われていく。。

 

 

 


2)シーブリーズ 

 

散歩する老人。海べりを毎日散歩できるなんて、とても「いい生活」を送っているんだなぁ、と。
使われていない監視やぐらと、波光の海、そしてアッケラカーンとしたアスファルト。ただそれだけ。でもそれらが絶妙な味わいをかもし出していた。

 

 

 

3)ビルボード

 

英文字はデザイン的に美しい。でも時には泥臭い日本語だって、いい味を出す時がある。これぞまさに、東京ウエストコースト!

 

 

 


4)シーサイド

 

チャリで走っている中で、名も無いこんな素敵な波打ち際を発見した。人だけじゃなく犬も一緒にいるだけで、更に味わい深いシーンになるから不思議だ。どこまでも穏やかに、どこまでも静かに・・・。

 

 

 


5)ペインティング

 

とある民家の塀に描かれた海、そして道端の貝殻。何と、道行く人が自由に見れるのだ! しばし唖然と立ち尽くしたのだった・・・。

そして、使われていないガソリンスタンド。これもまた、いい「味」を出していた。

 

 

 


6)シップレック

 

難破だった。何かしらの事故があったのだろう。。先の見えない航海。それは人生そのもののような気がする・・・。 そして野原の中にポツンと放置されてるボートが、「何か」を語りかけてくる。

 

 

 


7)サンセット

 

内房の海は、夕陽をどこで見るかというトコロから、旅の組み立てが始まる。この入り江は、静かで優しいオレンジ色の黄昏に包まれていた。

 

この日誰もいないその浜は、僕にとっては最高のシーサイドバーとなった。持参したラジカセでかける曲は、もちろんグローバー・ワシントン・ジュニアかなっ☆彡

 

ブログはいい。数年前の記録された光景に、ノスタルジックな味わいが加味されていく。そしてその時のシズル感が、また深く静かに蘇ってくるのだ。それは樽で寝かせたモルトが、時と共に味わいが深まっていくように・・・。

 

◇ ◇ ◇

 

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