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2024-07-27フィールド&昆虫館

裏高尾:小下沢林道で、蝶や昆虫観察|喫茶ふじだなで一服 

さて、この7月の猛暑の中、『リベンジ!』という事で再度行ってきました、裏高尾の小下沢林道へ。実は今年、梅雨前の爽やかな5月、初めてここを訪れたのでした。

 

このフィールドとの出会いは、『何とか狙って、日本一美しい蝶:カラスアゲハを見たい!』という事で、色々検索している中で見つけたのです。裏高尾というぐらいだから本道の高尾山の北側、バスで比較的気軽に行けるエリアだ。

 

そしてこの小下沢林道がまさに蝶のメッカで、カラスアゲハも見れるらしい。昆虫観察会も頻繁に行われているという。

 

今回は1にカラスアゲハ、2にもカラスアゲハ、3、4がなくて、5にもカラスアゲハと(笑)

 

僕的には、その妖艶に輝く青緑色は憧れソノモノ。これまでも何度か出会っているけど、なかなか狙って出会えるモノでもなかった。ホント、たまたま偶然。それがこのエリアではよく見られるという。

 

『これは行かねば!』と。まずは5月の時の様子から。

 


この小下沢林道、景信山へ登る登山道でもある。ただ本格的な山登りが始まる分岐点までの30分ぐらいは、緩やかで歩きやすい林道。
脇を小川が流れていて、その小川と同調するかのような爽やかな道だ。

 

ムム!これは青森の奥入瀬を彷彿とさせるぞ!と。たしかにブラブラと昆虫観察するにはうってつけ。そして、やはり「メッカ」なのだろう、大きな補注網を持った昆虫愛好家も数人来ていた。

 

更に、うら若き「虫ガール」も。小ぶりの補注網を持った出で立ちが何とも微笑ましい。聞くと、最近この趣味を始めたという。好きな昆虫は小さなゾウムシ類との事。なるほど~。

 


森の中は瀬音と小鳥の鳴き声だけ。。『あ~、これはまさに森林浴だ!』 確かにフィトンチッドの香ばしい香りがする。

 

まずはトカゲ君。青いシッポがキュートだ。

 


そしてナミアゲハ。

 


更にクロアゲハ。

 


特にこの小下沢林道にはクロアゲハや、それに近いオナガアゲハが多い気がする。写真には納められなかったけど、モンキアゲハも飛んでいた。

 

昆虫観察の面白さは、その「種の多様性」に触れる事。これはテングチョウ。

 

お~!今回の最大の収穫が、このハンミョウとの出会い。タマムシを抜いて、日本で一番美しい甲虫とも言われている。

 

そしてカワラトンボ。茶色の透き通った羽が、造形的で印象的だ。

 


ん?一瞬で飛び去ったのだけど、これは何だ?胴体はカワラトンボの様だけど羽が透明??
後で調べたらこういう個体も居るのと事。あ~、じっくり見たかったなぁ…。

 


この裏高尾エリアで唯一営業している貴重なカフェ、「喫茶ふじだな」。

 


手作り感がとてもいい。

 


日陰に入ると、とても涼しく快適だ。ならば当然テラス席で。

 


「喫茶ふじだな」店内はこんな感じ。

 

ん~、5月の木漏れ日の下で、深いマドロミの中に……。

 

そして帰りがけに、いよいよ本命のカラスアゲハにようやく出会えたのでした。ただ帰りのバスの時間ギリギリだったので、写真は撮れず。。それでこの7月にリベンジに行ったのでした。

 


ここからが先日の7月分なのだけど、どういう訳か蝶の姿がほとんどない。。残念。。。
これはアオオサムシ。

 


そして『ギ~、チョン』の鳴き声に夏を感じるキリギリス。

 


最後にラミーカミキリと。

 


暑い…。とにかく暑い……。やはり快適に昆虫観察するのは5月がいい。
ただ、この瀬の近くで一休みBARをしたのだけど、涼しくて、体感温度は5度ぐらい違うかと。

 

冷房の人工的な涼しさが苦手なので、これにはちょっと感動。ここを目当てに真夏の暑い盛りでも来てもいい。エアコンからの逃避でね。

 

林道でも、コンビニで買ったスパークリングワインをチビリチビリと飲むウォーキングBARもいいぞ(笑) 真夏の猛暑でも凌ぎ方はあるんだよね。

 

この裏高尾:小下沢林道は、季節を変えて何度でも来たい、僕のお気に入りフィールドとなったのでした。

 

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