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2024-10-17栃木の奥日光

湯畑が創る、不思議な造形美に引き込まれる【夏の奥日光2】

奥日光の湯元に来たら、必ず訪れる原泉の湯畑。実は以前にも「独自フォトアート」のカテゴリーで、【湯畑に展示された数枚のタブロー。(奥日光:湯元の源泉にて)】としてアップしているのです。

 

一部抜粋すると、

 

「肌寒い秋の奥日光:湯元。その夕暮れの中、お気に入りの源泉で湯けむりに巻かれながら暖をとっていた時の事。

 

ふと足元の、ゴボゴボと湧き出る湯だまりに「ハッ!」とした。

 

硫黄を始めとした様々な温泉成分のせいだろう。自然に落ちた枯れ葉が変色し、その不透明な湯面と相まって、怪しくも不思議な美しさをかもし出していた。

 

白く湯褪せた枯れ葉達は、時の移ろいの「詩情」を表出する。そしていつしか、その造形美に静かに引き込まれていったのだった……。

 

自然が創り出す何の作意も持たない、こういった「無心の造形美」に、僕は一番惹かれる。
そして最もアート性を感じるのだ。

 

アートの本質とは、この「発見の感覚」なのではないだろうか。そしてただ感じたまま、その「美」を心に映し出す事こそ旅の醍醐味☆彡

 

やがて夏の霧のようなデジャヴを身にまとい、湯けむりのグラデーションの中に陶酔していく。。 小さな「冬”幻郷」の中で……。」

 

今回はこの時にアップしなかった周りの状況や、また違った不思議な造形を加えて、再度陶酔してみよう。

 


「湯けむりに巻かれる」というだけで、何か厳粛な気持ちになる。

 


湯畑の周りは通常とは違う、何か「異化」された風景が広がっていた。

 


そこを歩く鳥ですらも、どこか不思議だ。

 


風化された色彩に、

 


とても郷愁を感じる。

 


見方によっては、とてもオドロオドロしく、人を寄せ付けない。それもまた、この地のインパクトに一役買っている。

 

ここから前回の「独自フォトアート」の時と同様、ギャラリーっぽく、一点一点抽象的なタイトルを付けてみた。

 


『白い絹のカーテン』

 


『風化という形』

 


『白糸の流れ』

 


『ハイパー・ホワイトイメージ』

 


『竜の舌』

 


『コバルトの結晶』

 


『溶けた葉緑素の泉』

 


『泡の音階』

 

『湯の中の霧が創り出すグラデーション』

 


『ターコイズという覚醒』

 


『ヘリオトロープという眠り』

 


『時にはメタリックの質感』

 


『一枚の抽象画』

 


『飛行機の窓から見た大地』

 

以上、かなり直感的な言葉で綴ってみました。いかがでしたか?
感想・ご質問があれば、【感想・お問い合わせフォーム】から是非よろしくお願いします。

 

◇ ◇ ◇

 

※今回の『夏の奥日光3部作』は、【何度でも行きたい心の地:栃木の奥日光】のカテゴリーに収録していきます。他の編もどうぞご覧下さい。

 

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