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2025-04-05地元:板橋・文京さんぽ

3月の小石川植物園は、ツバキを再発見する隠れた名所だ


先日、かつての地元:小石川植物園に行ってきました。

 

以前、ここの目と鼻の先に住んでいたので、もうお膝元。フラッと季節を感じに、もうその頃は頻繁に散歩感覚で訪れていました。

 

この地を住まいに選んだのも、この小石川植物園がとても気に入ったから。貴重な都会の中のオアシス。この地から引越しをしてからも、甘酸っぱい懐かしさも含めて、ちょくちょく出かけて行くのです。

 

で、今回の目的の一つが、ツバキの花を愛でる事。

 

エリアは、それほど広くはない。ただ植物園らしく、様々な品種がネームプレートとともに見れるので、僕はこの小石川植物園は隠れたツバキの名所だと思っています。

 


まずは、ツバキの原種とも言える『ヤブツバキ』。

 


ツバキと言ったら、この色と形でしょうね。

 


普通にその辺に咲いているけど、花の少ない冬の時期でも目を楽しませてくれる貴重な花。

 


そして桜のように枯れる前に落ちるので、この花の絨毯も見所の一つ。

 


まさに紅白の宴(ウタゲ)。

 


詩情もたっぷり。

 


ここから小石川植物園に咲く、様々な品種を見ていきましょう。これは『オトメツバキ』。一見するとバラのよう。

 


まさに「乙女」という名称がピッタリ。

 


そして『曙(アケボノ)』。こんな可愛らしい形もあるのですねぇ。

 


これは『春曙光(シュンショコウ)』。フワッとした感触がとてもいい。

 


白ならこの『天の川(アマノガワ)』。

 


そして『玉牡丹(ギョクボタン)』。

 


これは『光源氏(ヒカルゲンジ)』という名称。粋だね!

 


ここからツバキの斑入りバージョン。これは『岩根紋(イワネシボリ)』。

 


大柄なだけにツボミも迫力がある。

 


そして『江戸錦(エドニシキ)』。花によっては斑入りの入り方が全て違っているので、もうその多種多様な造形美にウットリだ。

 


柔らかい入り方もあれば、こんな鋭い入り方も。

 


そして、落ちてまた咲く。

 


小石川植物園は訪れる外国人も多い。そんな中、外国人のカップルが落ちた花を並べて遊んでいた。とても微笑ましい光景だなぁ、と。

 

しばらくして後で来てみたら、チャッカリとこんな楽しいイタズラも。

 


そんな中、こんな迫力のある品種を見つけた。その名も『ギガンテア』。お~っ!

 


久しぶりの小石川植物園。ツバキたちの存在感に、たっぷりと浸った一日でした。

 

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