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2025-08-15イギリス縦断の旅

エジンバラに到着。そして、真夜中からの彷徨【イギリス・01】

さて、いよいよ「イギリス縦断の旅シリーズ(全6編)」を開始。2013年7月に行った、珠玉の10日間の旅。

 

行程としては、まず北のスコットランドの首都:エジンバラの2泊からスタート。そこからバスで南下し、湖水地方で2泊。リバプールを経由して、コッツウォルズで2泊。バース、ストーンヘンジを経て、最後にロンドンで2泊。北から南への大縦断だ。

 

「異郷の中の異邦人」として、あらゆる日常の鎖(クサリ)から解き放たれる

 


実はこの旅で、一番インパクトがあったのがこの地だった。スコットランドの首都でもあり、重く深く、街全体が城を中心とした要塞のよう。

 

そして中世の面影がそのまま残されていて、歴史のある美術館そのものの中を歩くような気分だった。

 

7月の真夏だというのに、冷たい雨も降り、暗く陰鬱な霧が立ち込める。。

 

・・・でも、限りなく美しかった。

 

歴史的な中世の都市が残されているという点で見れば、おそらくここは世界でも有数の個性的な街ではないだろうか。

 

早朝、日の出前。4時前の暗いうちからホテルを出て、このエジンバラを歩き始めた。まだ夜だ。そして少しずつ白み始め、荘厳なる朝を迎える。その光の移り変わりが好きだ。

 

そしてこの時間帯に、最もその土地の本質が現れる。息遣いが聞こえてくるように。。

 


【天空の中に潜む、幻の街】

 

そして写真の一部に短い言葉(タイトル)を添えてみた。

 

この添える言葉は、とても重要だ。その言葉で、作者の見ている視点が決まってくるからだ。写真の絵柄だけで何かを語り、見る人間が自由にイメージするのもいい。

 

だけど、自らがアートディレクター。ポスター等の「短いキャッチフレーズの妙」の世界でずっと勝負し鍛えてきただけに、言葉の重要性をとても重視している。

 

だから写真展などでも、添えてある言葉やタイトルを見るのも好きだ。その作者の眼差しも感じられて、二重に楽しめる。

 

な~に、『自分だったらこの言葉を添えるのに、な』で、自由に見ていこうじゃないか。

 


とにかく歩くことだ。そして自分の目と勘だけを頼りに、フッと「感じた」モノにさりげなく心のシャッターを押す。ついでにカメラのシャッターも。

 


人が少なく、自分が一対一でサシでその土地と向き合える、唯一のプレミアムタイムがこの時間帯なのだ。

 


【コバルトの空がある闇の劇場】

 

元々、自然の造形美は別次元として、人間の造ったモノや名所には、「所詮」という気持ちが何処かにある。

 

そしてそれら以上に、自分が感じた「名もないシーン」に興味がある。その人知れずビビッと異彩を放つ情況に触れた時にこそ、あ~自分は旅をしてるんだなぁと実感できる。

 

孤独だが自由。旅とは自由を謳歌する事だ。

 

全ての五感が開放され、「異郷の中の異邦人」として、あらゆる日常の鎖(クサリ)から解き放たれる。僕は、これこそ旅の醍醐味だと思っている。

 


【スポットライトと喝采を浴びた三人の役者達】 

 


【天使の眠り】

 


少しづつ夜が明けてきた。深海に少しずつ光が差し込むように。

 


【ゴミ捨て場の、愛でたい紅白の宴】

 


『人生とは耐えることだ。。』 『あっ、そう。』

 


『だが、もういい加減にしてくれないか?』 『やだよ~、だ。』

 

コッツウォルズが「ハチミツ色の村」なら、このエジンバラは「ハチの巣色の街」

 


地面の石畳の色も含めてだから、この色彩と質感は強烈な印象だった。

 


(映画)未来世紀ブラジル】

 


少し小高い丘の上にあるエジンバラ城。

 


登ると街を見下ろせる。

 


タイミング良く霧が出てきた。

 


【塔・源・郷】

 


【微粒子を伴なう、大気の眼差し】

 


最後に、樹木の隙間から見えた塔に、一瞬ハッとした。

 


映画「最後の猿の惑星」のラストシーンに出てきた地底人のロケット。。

 

僕にはくっきりとそう見えたのだった・・・。

 

◇ ◇ ◇

 

今後は【イギリス縦断の旅シリーズ】として、ここに収納していきます。
 

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