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2020-09-17独自フォトアート

湯畑に展示された数枚のタブロー。(奥日光:湯元の源泉にて)

先日、上野の都美館で新鋭美術家の作品を見て、大いに刺激を受けたのです。
元々画家になることを夢見ていた若き頃。。
今は広告業界でアートディレクター&プロデューサーをやっている訳だけど、やはり「表現する事」に対するす意欲や情熱は、いささかも衰えてはいない。

 

絵筆をカメラに持ち替えた写真の世界も大好きなので、この場を借りて発表の場としていきましょう。(´ー`)v

 

第1弾はこれ!

 

肌寒い秋の奥日光:湯元。その夕暮れの中、お気に入りの源泉で湯けむりに巻かれながら暖をとっていた時の事。
ふと足元のゴボゴボと湧き出る湯だまりに「ハッ!」とした。

硫黄を始めとした様々な温泉成分のせいだろう。自然に落ちた枯れ葉が変色し、その不透明な湯面と相まって、怪しくも不思議な美しさをかもし出していた。

 

白く湯褪せた枯れ葉達は、時の移ろいの「詩情」を表出する。
そしていつしか、その造形美に静かに引き込まれていったのだった……。

 

自然が創り出す何の作意も持たない、こういった「無心の造形美」に僕は一番惹かれる。
そして最もアート性を感じるのだ。

アートの本質とは、この「発見の感覚」なのではないだろうか。
そしてただ感じたまま、その「美」を心に映し出す事こそ旅の醍醐味☆彡

 

やがて夏の霧のようなデジャヴを身にまとい、湯けむりのグラデーションの中に陶酔していく。。 小さな「冬”幻郷」の中で……。

ギャラリーっぽく、1点1点タイトルも付けてみました。(^-^)/

 

ミントという安らぎ】

 


【ヘリオトロープの魔性】

 


【花”石】

 


【静かなる楽園】

 


【シルバーなマチエール】

 


【ライラックのように 】

 


【ターコイズの瞳】

 


【流出した葉緑素】

 


【復活の予感】

 

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