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2020-09-21地元:板橋・文京さんぽ

秋桜( コスモス)と宇宙(COSMOS)。新河岸川のコスモスの道。

ここ西高島平に越してきて、早8年が経とうとしている。
この地が気に入ったのは、何と言ってもすぐ近くに荒川の土手がある事。
そしてそのすぐ近くを流れる、散歩にはもってこいの新河岸川の土手。

 

いい町には、いい川が流れる。もうこれは自明の理。
心がモヤモヤした時、川面を眺めているだけでもスッキリする。
やはり「水」の癒しは、人間の精神浄化に絶対必要だよねっ☆彡

 

という訳で、季節を通してカメラを持ってのチャリハイキング。
そして毎年9月はコスモスが定番となっている。
ここは「トノサマバッタの道」でもあり、彼らを踏んづけないように走るのが、妙に可笑しいのだけど。(笑)

 


で、このコスモス。僕にとっては昔の名キャッチフレーズ、【春なのに秋桜(コスモス)みたい】がすぐに浮かんでくる。
このフレーズは、1974年春の資生堂・口紅プロモーションの時のもの。
春に普通の「春の花」を持ってこないで、この「秋の花」を持ってくるとは……。
不思議なイリュージョンと、印象に残る奥深さがある。(´_ゝ`)y-~~~

 

そう、このコスモス、秋に咲く花なのに、確かに春を感じさせるのだ。
白から濃いピンクに至るカラフルで可憐な色彩。
そして何よりもそのサラサラとした淡いグリーンの葉が、もうまさに「春」なのだ!
そこをこのキャッチは鋭く突いた気がする。

 

更に英語の”cosmos”の語源は、ギリシャ語で「規則正しさ」や「秩序」を表す言葉。
宇宙は、天体が規則正しく動くことからCOSMOSという名に。
そして花のコスモスは、花びらがまるで幾何学模様のように、とても規則正しく並んでいるので、そう呼ばれるようになったとの事。

 

これは今回、『ん?そういえば宇宙もコスモスって言うよなぁ、、何か関係があるのかな?』と調べて分かった事。
こういう素朴な発見が、今はとっても面白い!(^◇^)

 

宇宙的・花」、コスモス。。これが今回のテーマだ。ではチャリに乗って出かけるとしよう!

 


「スコ~ン!」と、遥か先まで抜けるような、この土手の空間が好きだ。
右が荒川。ずっと先に行けば、上流の長瀞まで繋がっている。
車の通らない道は、静かで落ち着いた最高のサイクリングロード。
もうこの地に越してきての、マイ・フェバリット・コースなのだヽ(´ー`)ノ

 

一度、小川町辺りまでチャリで行って帰ってくる一泊コースにチャレンジしてみたい。
川越までは先日行ったので、なんとか行けそうな気がする。。
もうこうなると散歩じゃないよね。ある種の冒険?(笑)

 


そしてその横を流れる新河岸川。この川は、いい!
ほとんどの両岸が醜いコンクリートで護岸されてなく、「自然のまま」が保たれている。
所々舗装されたサイクリングロードもあり、民家や田畑に近いので、荒川とはまた違った趣きがある。この空間の広がり、何とも贅沢だぞ!

 


そしていよいよ、その「コスモスの道」が始まる。
春は「菜の花」、初夏は「葵」と、四季折々両側に花が咲く素晴らしい道。
この辺りの住人の、カッコウの散歩コースになっている。

 


歩くのもいいけど、チャリで風を切ってこの道を走るのも、また格別!(^◇^)
ん~、、これは一つの、いわゆる、何て言うか、、「ささやかな幸せ」っていうヤツ?(爆)

 


で、このコスモス。しっかりこの花を、ここまで意識して見たのは初めてだ。
いつもは、「あっ、咲いてるね」程度だけだったのだけど(笑)
とにかく白から濃いピンクに至るまでの色彩の諧調が、ほんと豊かだ。

 


そして例の、サラサラとした淡いグリーンの葉。
・・・確かに春っぽいけど、秋晴れのくっきりとした青空とのコントラストがいい♪
日が短く、ともすると沈みがちな秋の日を、爽やかに華やかに演出してくれる。
やっぱり「秋の花」なんだね!☆[゜ー^]

 


ん~なるほどぉ。。8枚の花びらが確かに規則正しく並んでいる。
そして、天に向かって開いたパラボラアンテナのようでもある。
お~っ! 何気にミツバチ君が^^

 


更に単色だけではない、こんな様々な斑(ふ)入りの柄もあるのだ。
ワオッ!・・・これは意識してなかった(@_@;)  まさに百花繚乱!
宇宙の無数の星々のよう!!
「宇宙的・花」、コスモス。。ん~、これは面白い!(´_ゝ`)y-~~~

 


ここからちょっとイメージ的に撮ってみた。
軽やかな秋の歌。

 


天然のアールヌーボー。

 


天まで届け! 宇宙との秘かな交信。

 

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