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2022-01-23雪景色:ホワイトーン

シンシンと雪降る秘湯の宿【奥利根温泉・龍洞】

先日、東京でも雪が降りましたね。見慣れた景色が一変する、視界全てが白一色で塗りつぶされるシュールな光景。
僕はこれを『東京が一年の中で最も美しく化粧をする時』だと思っている。ただ、路面が滑りやすくなるので気を付けないと、ねっ。見慣れた雪国の人達は、もうウンザリでしょうけど(苦笑)

 

で、今回のテーマは、以前の同じ季節に行った、印象深かった「雪の中の宿」を取り上げてみましょう。

 

この時も何かと厳しい日常の中。。何もかもをも忘れてマッサラに漂白されたい!(≧∇≦)という事で、前回の【湯西川】よりも更に奥深い地を訪ねた。行った先は、水上から更にバスに揺られて一時間弱の、秘境・奥利根温泉。

 

大好きな【宝川温泉】もこのエリアなのだけど、今回は更に奥に入った、秘湯の宿・龍洞。
もう地図を見ると、あの隔絶された陸の孤島:尾瀬のすぐ近く。至仏山をはさんで、その真裏という秘境ぶり(@_@;)

 

感覚的には「ふもと」的な水上から既に雪は降り始め、一泊して帰るまで、永遠と降り続く雪の中での旅だった。。ここは、マイナス16度にもなるという地・・・。

 

雪のほとんど降らない東京に住んでる身としては、その「雪国」の世界は、見るもの全てが不思議なインパクトをもって迫ってくる! そして、新鮮で新たな「造形美」の発見がある♪

 

凍てつくような寒さと降り続く雪で、ボ~っと「雪見露天のシュールなまどろみ」ばかり謳歌して(笑)、なかなか思うように写真は撮れなかったのだけど、幾つかをギャラリー風にUPしてみましょう。

 

何気ないフッと感じたシーンに、直感的で感覚的な言葉を添えて。。「雪の世界」は、様々なインスピレーションを与えてくれますよねっ☆[゜ー^]

 

その宿は、まるで雪に埋もれているかのように、ひっそりと佇んでいた。

 


その宿は、まるで雪に埋もれているかのように、ひっそりと佇んでいた。

 


『雪しかない所ですが』と宿の人。『いえいえ、それで充分。それを楽しみに来たのですから』と、僕。

 


「白の季節」は、見慣れた風景が一変され、こんな何気ない川のシーンですら、とても幽玄に映る。

 


ここでは「千の風」ならず、「千の剣(ツルギ)」が大地に垂れ下がる。。

 


部屋から望む、幻のようなホワイトーンな視界・・・。

 


そして全てが、印象派のピサロの絵のようなマチエールに見える♪

 


さっそく宿の雰囲気を楽しみながら、露天風呂へと足を向ける。

 


「雪の回廊」を通って。。

 


降り続く雪の中での露天。顔に掛かるヒヤッとした雪の感触。白い花びらが空虚に舞い落ちるような虚無感、、その、何ともニヒルでエモい(笑)事!
「湯の国」だからこそ、雪に囲まれる事が快楽になるのだ^^

 


夕暮の蒼く染まった大気の中で、ただただ湯に浸かる。そして「感覚だけの泡(アブク)のような存在」になる。。

 


何も考えない、、何も考えられない・・・。

 


※公式サイトから

 

この秘湯の宿・龍洞。夕食は個室で、懐石料理なのだけど、とても吟味された美味しい料理でした^^ 熱いものは熱いうちに。一品一品、タイミングを図って運んでくれるのです。

 

先付けの珍味が全て絶妙だし、小鍋の焼き物のタレが、もう絶品! 焼き魚に添えられたイチジクも気が利いていて、イワナの刺身はとろけるよう。更に天ぷらはサクサクと、もうこれ以上うまく揚げられないというぐらいに。。

 

もうどれも文句の付けようがない! 料理長が凄腕なのでしょうね(≧∇≦)
今回は久しぶりに、舌でも、「秘湯」ならず「秘味」を味わう事ができたのです^^ 前回の湯西川の「本家・判久」同様、また来たいと思わせる宿でした♪

 


氷から落ちる雫に、目で味わう音を感じる。

 


雪の妖精。

 


ネコヤナギの一種なのだろうか? 白い穂と、綿のような雪との競演が面白い^^

 


ただただ、じっと見つめていた・・・。

 


雪と木々が織り成す、抽象絵画のようなモノクロームの世界。雪を乗せた木の造形が美しいと思った。それは、もう一つの木の姿のような気がする。

 

芽を付け、葉を茂らせ、花を咲かせる。やがて実を垂らし、葉は色付き、やがて散っていき、冬枯れとなる。。そして、この雪を乗せた姿。。

 

穴を掘ったり身を寄せ合ったりして暖を取る「動物」たちとは違って、樹木はその場にしっかりと根を張り、動くことなく凛と佇む。
そして厳しい風雪の当たるままに耐え、決して死ぬわけではなく、じっと生命の火を灯し続け、やがて訪れる春を辛抱強く待つ木々の姿。。そこに何故か、不思議な感動を覚えたのだった・・・。

 


雪のチカラコブ。

 


雪の休息。。

 


そして、今日も明日も明後日も、雪は降り続くのだった・・・。

 

真夜中、一風呂浴びた後、部屋で持っていったCDをずっと聞いていた。 『夜が来る』、、懐かしいサントリーのCMに使われた曲。

この旋律、覚えてられる方がいるかしら? 名曲だ。。そして、このシチュエイションにピッタリだった。もちろん、酒を片手に☆[゜ー^]

 

今回、雪が降り続いていた事もあって、どこへも寄らずに宿へ直接行き、翌日も宿でゆっくりして、そのまま夕方には東京へ戻った。旅の中では、とにかくこれでもかっていうほど動き回る僕としては、このようなケースは初めて。。

 

でも、こんなしっとりした「雪ごもりの旅」も悪くない。(´_ゝ`)y-~~~

 

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