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2023-10-25ホテル&温泉旅館

礼文島のコリンシアンホテルで、不思議な情緒に包まれる。

礼文島、そこは海抜ゼロmの「高原」

 

礼文島は花の島だ。6月~7月は島中が美しい高山植物に彩られるという。僕が来たのは9月。花はほとんどが終わっていた。それでも歩こう。

 

島を代表するトレッキングルートを、半日かけて縦走した。最北の「青い海」が印象的だった。南の青い海と本州の高原ばかり見てきた自分にとって、それは不思議な新鮮さで旅の情感をふるわす。

 

この礼文島は、霧ヶ峰の海抜1500m地点をスッパリ横に切り取り、小笠原の海にポッカリと浮かべたような、まさにシュールな地なのだった。

 


トレッキングは、このトイレからスタートする。

 


高原を歩きながら、海が見渡せる不思議さ。。

 


何とも雄大な光景ではないか!

 


最北の海とは思えない青さ。

 


まるで小笠原の海のようだ。

 


花の季節に、もう一度来たいと思った。

 


ここはカモメの楽園。

 


隣りの利尻島がここでは富士だ。

 


廃屋が、ずっと僕のテーマだった。。

 


そこにはノスタルジーがあるから・・・。

 

「コリンシアン」という、礼文島の不思議なホテル

 

一つ、旅の小さな目的があった。それは、礼文島に行ったら絶対に泊まりたいと心に決めていた一軒のホテル。

 

それは以前に読んだ、シュールレアリスム等の美術評論で有名な巌谷國男氏の著書、「日本の不思議な宿」。その中で紹介されていたコリンシアンというホテルだった。最北の地にあるシュールな宿とあり、とても魅力的に感じ、ずっと心に留めておいたのだ。

 

シュールレアリムスの大家が、シュールと称する宿とはいかなるものか?

 

そして結果的に、ここに2泊したのだった。よほど気に入らない限り、僕が2泊する事はめったにない。自分の中では、日本のホテルの間違いなく10本の指に入る。それほど全ての面で素晴らしかった。

 

部屋数的にはプチホテル級だが、部屋の広さ、インテリア、サービス、接客の質、料理、全ての面で・・・。何よりも主人と女将自らが先頭に立ち、おおらかに自然体でサービスに務め、変にかしこまったり気取ったところが全くない所がいい。

 

料理の、ホッケやニシンのサシミやバフンウニも絶品だった。また来よう!そう思わせるホテルだった。

 


ギリシャ風建築の、ホテル・コリンシアン。

 


窓が絵画のように風景を切り取る幸せ。

 


室内は広い。これでスタンダード。

 


インテリアがとても素敵。

 


そしてやはりどこか不思議だ。。

 


光がたっぷりと入る室内。

 


談話室。しっとりと寛げる空間だ。

 


ダイニングも広々としていて気持がいい。

 


とても落ち着けるホテルだった。

 


窓から望む、朝霧に包まれる久種湖。この風景もシュールだ・・・。

 

礼文島。今こうして改めてブログにアップすると、不思議なノスタルジーに包まれる。。ここにはもう一度訪れたい。

 

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