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2020-09-12酒田・鶴岡・羽黒山

旅はインスピレーションの宝庫だ! (酒田・鶴岡 ダイジェスト) 01

2015年10月に選んだ旅の地は、酒田・鶴岡がある山形の庄内。
前から行ってみたかった、しっとりとした城下町だ。
5日間と言う限られた日程の中だったけど、自分なりにこの土地を「さすらえた」ように思う。

 

今回はその行程の組み立ても面白いので、まずはダイジェスト版からスタートしてみよう。

 

1日目東京駅から新幹線の新潟経由で海岸線を羽越本線で北上する。
鉄道好きの僕にとっては珠玉のコース。

 

そして鶴岡からすぐに湯の浜温泉へ。
途中、最近改築してクラゲに力を入れている加茂水族館でのクラゲ三昧
そしてホテルの屋上の露天風呂から、沈む夕陽に乾杯! 更に夜は、部屋出しの会席料理を。

 

2日目この日は一日鶴岡の町巡り。
レトロな情景を愛でながら、自分なりに町の表情を切り取る。
夜はヤキトリ屋と串揚げ屋をハシゴしながら、マスターと地元談義に花を咲かせる。

 

3日目★今回のハイライトでもある羽黒山へ。
ここはミシュランで三ツ星も付き、欧米人にも人気のパワースポットだ。杉並木の巨木達がちょっと北米のセコイア国立公園を想起させてくれた。
夜は珍しいノドグロの刺身を中心とした地魚を、これでもか!と堪能。

 

4日目★酒田へ移動して町の散策を。本間美術館の「和」の趣がとてもいい。
そして映画「おくりびと」のロケ地と、丘の上からの夕陽と…。
昼は「満月」でワンタンメン。更に夜は、グルメな街ならではの酒田フレンチに舌鼓。

 

5日目★最終日はたっぷりと「土門拳記念館」で。
「写真の鬼」と言われた氏の足跡にどっぷりと浸かる。
帰りは同じく羽越本線で暮れなずむ日本海を肴(サカナ)に、車窓BARを。

 

初日と最終日は天気が崩れ雨も降ったが、中日の3日間は心地いい秋晴れ。
太陽の恵みがここまで気持ちいいものかと、改めて実感!
これから雪国特有の風の強い暗い冬が来る。それまでのつかの間の桃源郷だ。土地の人も、今思いっきり陽を浴びていたいと言っていた。

 

実は僕の両親とも、出身がこの山形だ。
その後すぐに新潟市へ移り住んだとは言え、僕にもこの山形の血が僅かながら流れているのだ。
この年、父に継いで母も亡くなった。
だからなおさら訪れる地としてのベクトルが、不思議とこの「山形」だったような気がする。

 

静かで人や車も少なく、ゆったりとした美しい文化の息づく町。とても気に入った。
また訪れる機会を持ちたいと思う。
その時には、今回日程の都合で行けなかった「映画村」には是非とも足を伸ばして…。

 

次回から全8編、個々のテーマで取り上げていきます。

 

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