2020-10-22カフェBAR&レストラン
カフェ grass-B (グラスビー) 館山 南房総|34年の熟成の物語
このカフェ grass-B (グラスビー)は前から行ってみたかった所。ようやく先日その機会を得たのだった。
その雰囲気は、まるで建物そのものが生き物のように呼吸しているかのようだ。
その染み一つ一つが発する息遣いに触れる。。
やがて、ゆっくりと自分自身の内なる世界に埋没していく……。
何か大切な事を語りかけてくる静かなる気配。。
これこそ僕がカフェに求めている本質的な部分ではないだろうか。
カフェには、個性的でオリジナリティ溢れる作者のコンセプトが必要だ。
そして時が刻む歴史というディティールも。。
では、このカフェ grass-B (グラスビー)をちょこっと紹介してみよう。
ヨーロッパを色々と旅したというご夫婦が、34年前に始めたという。
では、そのコンセプトを感じながらテラスで寛ぐとするか。
ビールはこのベルギー産の一銘柄のみ。そのこだわりがいい。
窓も、それ自体が一枚の絵のように創られていて、一つ一つにセンスが感じられる。
では中に入ってみよう。
カフェ grass-Bの全体のテイストは、イタリアの片田舎の開放感をベースに、ポルトガルの内陸部の哀愁を加え、フィンランドの静かなるエキスを数滴垂らした感覚かなっ?
そして、建物の内部の独創性に度肝を抜かれたのだった。
吹き抜けの高い天窓から、柔らかな光が降り注ぐ。。
カフェとは、やはり本質的に「異空間」なのだ。
そのかもし出す気配と、「美の表出」という概念の中に……。
※関係カテゴリー紹介
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そんな旅のエキスをオモチャ箱のように、ここに沢山置けたらいいなと思います。そして見に来てくれた方の、何か、これからの「旅のヒント」になってくれれば、と。
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