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2020-11-29紅葉ハイキング

過ぎ行く秋の宴(ウタゲ)の中に。【晩秋の昭和記念公園】

つい先日行ってきました、昭和記念公園に。ここは立川の一駅先で地の利もいい。
以前は都心に住んでいたので、ここは最も近い国営の本格的公園だった。
四季折々の変化を愛でに、けっこう頻繁に行っていたのですねぇ。
今は、同じ国営の武蔵丘陵森林公園の方が足の便がいいので、そっちの方が主に。

 

で、今回は11月いっぱいの「秋の夜散歩」という、ライトアップのイベントをメインに据えて。

 


最盛期は黄金のトンネルになるという、目玉のイチョウ並木。ただ、ほぼ終わっていて、残念。。風が強い日が多く、割と早めに散ってしまったとの事…。

 


でも、僅かに残った葉が愛おしく感じ、舞い散る葉の詩情に触れる。
秋を形容する「フォール」って、いい言葉だよね。

 


そして大地を埋め尽くす落ち葉のジュウタンも、いい。

 


今回思ったのは、なんと「桜」に似ているのだろう、と。葉の色付きも含めて最盛期は僅かで、しかも「地に落ちたジュウタン」こそがポイントだというトコロも。

 


それは赤く色付くカエデにも言える事。 「旬」って大事だなぁと、つくづく。。

 


この季節の主役は、もちろんツバキ。

 


お~、なかなかいいシチュエイションだ!
最近流行ってるよねぇ、ちょこっと手の込んだインスタ映えするワンちゃん撮影が。とっても微笑ましい(^-^)

 

では僕もオコボレに預かって(笑)

 


そしてもう一つの紅葉ポイント、日本庭園へ。

 


この日は風も穏やかで、池の映り込みが素晴らしかった。

 


印象派の絵画の世界のよう。。

 


人物を入れて撮ってみるのも動きが出て、いい。

 


日没近くに湖面の見える場所に移動して、マドロミの夕暮BARだ。
実はこの「水鳥の池」、小一時間ほど手漕ぎボートにも乗っていたのですねぇ(笑) この癒しのシチュエイションは重要。その話はまた次回ででも。

 


太陽の恵みの最後の温もりに、乾杯!

 


そして、いよいよライトアップの時間。昼に来たイチョウ並木を再度ソゾロ歩く。
ん?葉は落ちても、これはこれで枝の造形が美しいじゃないか!(@_@;)

 


BGMも流れ、変化する照明とのアンサンブルも幻想的だ。予想以上に良かった。

 


葉を落とした木々の枝ぶりの造形が、日本画のように心に染みる。。

 


更に道沿いの照明効果で、幻想シーンに拍車がかかる。

 


そして先ほどの日本庭園。昼間とは全く違う世界が広がっていた。

 


池への映り込みが、ひたすら妖艶だ。

 


ずっとこのシュールな世界と対峙していたい……。

 


今宵は十一夜の月。天空の月とのコラボといこう!♪(´ε` )。

 

このライトアップの新感覚のイベント、LEDランプの点灯はほとんど使用しないで、下からの光だけの演出。これがかえって自然の造形美を最大限に引き出せて、独自のオリジナリティを生んでいた。

 

なかなかいいねぇ、この企画・発想☆[゜ー^]

 

ワンポイント
今年のイチョウ並木の黄葉の最盛期は、11月の中旬頃(17日がピーク)だったよう。いや~、桜よりはピークは長いだろうと無意識に思っていたけど、ウカツだった。。来年もやるようだから、またリベンジで訪れてみよう(^-^)/

 

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