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2024-01-06スイス・トレッキングの旅

網膜までも鮮やかに染め上げる、アルプスの青い花【スイス02】

このスイス旅は、日本では茹だる様な暑さの7月。なので「涼しい山のハイキング」を一番の目的としていた。

 

短いヨーロッパの夏、我先と咲き誇る高原の素朴で愛らしい花々。そしてこれこそ、スイスの最大の魅力と言われている♪ 実際、「スイスアルプス・花の旅」と称する本は、もう何冊も出版されているしねっ☆[゜ー^]

 

だから今回の山歩きのポイントは、雄大なアルプスを背景とした「花」! そう思っていた。

 

そんな中で、行く前から気になっていたのが青い花の写真。それはリンドウの一種で、触れると指先が染まってしまうぐらいの鮮やかな青だったのだ!(@_@;)

 

日本の高原には、これほどの青い花っていうのは、ない。。 ミヤマリンドウは紫、サワギキョウやトリカブトにしても青紫、以前取り上げたネモフィラにしたって厳密に言えば水色。。

 

このアルプスのシンボルとも言える、目の覚めるような「青い花」に出会いたい! この眼で見てみたい!! ・・・と、これがけっこう今回の山歩きのテーマの一つだった。

 

で、今回その青い花に唯一出会えたユングフラウのトレッキングを取り上げてみよう。

 


山間の小さなリゾート:ヴェンゲンからロープウェイで5分。メンリッフェンの丘に到着。

 


ここで標高2239m。爽やかな陽の光と冷涼な大気との最高のブレンド!(^◇^)

 

ここから展望台に行くユングフラウ鉄道の駅:クライネ・シャイデックまで、ゆっくり歩いて2時間のハイキング。 さあ出発だ! キンポウゲの黄色い花の絨毯が、ワクワク感を盛り上げてくれる。

 


そして、早朝の朝露の雫も。。

 


遥かに見えるユングフラウの山々。常にこの霊峰を視界に入れて。なんと贅沢な山歩きなんだろう!♪

 


雄大でなだらかな緑の草原、遥かなる山の峰々、

 


そして足元には可憐な花々たち。。

 


これぞまさしく、スイスの夏の原風景! ハイジとペーターが登った山も、こんな感じだろうなっヽ(´ー`)ノ

 


そして百花繚乱のごとく咲き誇る様々な花たち。

 

これは、最近日本の花屋さんでも似たものを見かけるようだ。「タコツボ草」なんていう俗名も付いているらしい。確かに!(笑)

 


所々に現れる池も牧歌的で、何て清々しいのだろう!♪

 


アルプスでは、これらキキョウ科のリンドウやツリガネニンジン、ホタルブクロ系の花の種類がとっても豊富なのだ。

 


上を向くもの、下に垂れ下がるものなど様々。僕が見たい青い花も、この仲間の一つ☆[゜ー^]

 


そして、とうとう念願の花を見つけたのだった!

 

行く前から写真で魅せられていた青い花。学名で「ゲンチアナ・アルピナ」。 高山の花らしく、地面からチョコンと顔を出している。

 


その青は、網膜までをも染め上げるかのように、深い深い神秘の青だった (@_@;)

現地のガイドさん曰く、「今年は花期が早く、これを見れたのはとてもラッキー!」との事♪

 


更にもう一つ見つけた青い花。これもリンドウの一種で、学名は「ゲンチアナ・ベルナ」。なんて可愛いらしい!☆彡 これは他の二つのハイキングコースでも、よく見かけたのだった♪

 


UPで見ると、青い鉱物質の輝きを放ち、吸い込まれそうだ。。

 


更にどんどん進む。

 


雪を頂いたアルプスの山々をバックに、

 


キンポウゲが咲き誇る。日本では見られない光景だ。

 


それはまさに夢の世界。*:..。♦♫⁺♦*゚¨゚・*:..。

 


そしてクライネ・シャイデックの峠が見えてくる。

 

心地いい大気と、心地いい疲れ。。全ての細胞が蘇生していく様な、晴々とするような山歩きだった。この後、ユングフラウの山岳鉄道に乗って、山頂裾野の展望台まで。

 

※【スイス03】に続く

 

◇ ◇ ◇

 

※「スイスの旅シリーズ」は、複数編の海外旅【スイス・トレッキングの旅】のカテゴリーに、全12編収録していきます。

 

◇ ◇ ◇

 

※なお、当ブログのトップページでは、【Web Exhibition「蒼い旅の記憶 in スイス」】として、スライドショーを展開しています。是非併せてご覧下さい。

 

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