2023-12-30スイス・トレッキングの旅
チェルマットは、マッターホルンに見守られながら佇む【スイス01】
さて、いよいよ『スイス旅シリーズ』のスタートだ。行ったのは比較的前になるけど、鮮明に記憶に焼き付いている。『どうだった?』って聞かれたら、『もう、夢のように素敵な夏の旅でした』と答えるでしょう^^
そしてブログにまとめる事で、潜在的に漠然としたスイスのイメージが、100万倍鮮明になり、様々な事を考え、想い、イメージを結晶化できる気がする。全12編。
やはり「旅」だ。その地に行き、実際に歩き触れないと、何も生まれないと改めて思う。
そして統一のテーマがあるとしたら、『この国の夏の大気と皮膚感は、まるでシャンパンのようだった』と♪
明るい陽光で空気が弾け、澄み切った高原の爽やかな大気で包み込んでくれる。そして国を挙げて取り組んでいる山岳リゾート国家:スイスとして、世界的に最も先進的で洗練された地かもしれない。。
で、第1弾はこれ! やはりアルプスのシンボルといえばマッターホルンの神々しい山の姿。
それをいつでも望める美しい山間の町、ツェルマット。
実は行く前は、余りにも人気があり、世界中から人々が集まるので、混んでいてどうかなぁ?と思っていたけど、やはり素敵なところだった。(^◇^) 古い町並も残っていて、旅行者の車やバスは入れない、町全体が歩行者天国のようで、歩きやすく快適だった♪
静かで賑やかで、素朴でお洒落で、古くて新しくて、親切で頑固で、開放的で閉ざされていて。。
難を言えば、メイン通りが石畳じゃないトコロ、駅前がゴミゴミしているトコロ、川の両側がコンクリートで味気なく護岸されているトコロ、こじんまりしたギャラリーがないトコロ、町の近くに湖や池がないトコロかな^^
よく晴れた、光の粒子がシュワっと弾ける様な、朝のシャンパンのように爽やかな大気だった。
※なお、この写真はとても気に入っているので、各ページのヘッダーに使用しています。
この町:チェルマットでは、至る所から望めるマッターホルンが印象的だった。
どんどん、吸い込まれるように坂を昇っていく。建物の佇まいが、とってもいい^^
高台から町を眺めてみよう! マッターホルンに見守られた瀟洒な町といった風情。
古い民家も並んでいて、これにすっかり魅せられてしまった♪
旅行者の車を入れない事で、なんと優雅な町歩きが出来るのだろう! これにはとても感心したのでした。(@_@;)
家や建物の壁の一つ一つが、まさに呼吸しているように感じられる。
スイスの中でも、とりわけ深い谷あいの町:チェルマット。しっとりとした夕暮を迎える。
この鋭角的でピラミッドの様に美しい姿が、世界中の人々をここに引き付けてきたのだろう。。
少しずつ少しづつ夜を迎える。南の島の狂おしい程の官能さとは違う、大気が徐々に冷えていく、とてもストイックな叙情だ☆彡
それは何と表現したらいいのだろう・・・。
次の日の早朝、夜明け前。深いコバルトに包まれ、浮かび上がったシルエット。。僕はこの時間帯が一番好き♪
コバルト色の大気が、まるで静寂に包まれた深海のようだから・*:..。o○☆*゚¨゚゚・
更に山の頂上が少しづつ赤らんでくる。ローソクの芯に火を灯したように、山頂が輝きだす。
不思議でシュールな光景だった。(@_@;) まるでホオズキが中から発光しているかのようだ・・・。
この町:チェルマットでは、朝はマッターホルンからやってくる。
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※「スイスの旅シリーズ」は、複数編の海外旅【スイス・トレッキングの旅】のカテゴリーに、全12編収録していきます。
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※なお、当ブログのトップページでは、【Web Exhibition「蒼い旅の記憶 in スイス」】として、スライドショーを展開しています。是非併せてご覧下さい。
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そんな旅のエキスをオモチャ箱のように、ここに沢山置けたらいいなと思います。そして見に来てくれた方の、何か、これからの「旅のヒント」になってくれれば、と。
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