2020-09-12チョウの中間たち
東京でも見れる、ウスバシロチョウの爽やかなドリーム感を!
コロナ禍の影響で旅がしにくい現在の状況下。。
ただ、こんな時こそ、前からやってみたかった事を。
実はこのウスバシロチョウ、僕も野生で見れたのは、今年の今回が初めて(@_@;)
東京にも居るし、そんなに貴重種という訳ではないのだけど、わずか5月の間だけで、手付かずの自然が残っている所にのみ生息という事で。
そこで先日行ってきました。僅かな情報だけを頼りに、とある小川へ。
最初は、ホント居るのかなぁ?という感じで。。
なので、ヒ~ラヒラと、最初の一羽を目視できた時は『感動モノ!』でしたねぇ。
まるで、水中で初めてトンカチのような頭を目撃し、ハンマーヘッドを見れた時のように(笑)
『普通にその辺にいるモンシロチョウとどこが違うの?』という声が聞こえてきそうですが。。
まずこのウスバシロチョウはアゲハの仲間で、一回り大きいのです。
そして飛ぶ姿がとても優雅。時々グライダーのように滑空して。
何よりも、半透明の羽が繊細で美しい。
色が少ないので派手さはないけど、それが返って独特の上品さを感じさせるのですねぇ♪(´ε` )。
手乗りインコならず「手乗りウスバ(笑)」思わぬサプライズ!
実はこのウスバシロチョウ、飛び回ってばかりで、なかなか花に止まってくれない。。そこも、モンシロチョウと違うトコロ。なので、前回の写真1と2は、とても貴重(@_@;)
そんな中で、一羽が草に止まるのを発見! ただよく見ると、上手く飛べないよう。確かに羽の一部が少し痛んでいる。。
「ウスバちゃん」と名前を付け(笑)、じっくりと近くで見る事が。更に手を出すと、トコトコ乗ってくるし、とても可愛らしい。
最後は花がある所へ、そっとバイバイ。すると美味しそうに蜜を吸っていました。
こういう「無心なコケットさ」が、僕が昆虫を好きな理由なんだな。それは水中で見る、逃げない魚達にも通じるトコロがある。
例えば野生の鳥や小動物達は、なまじ知能が高いだけに警戒心も強く、何もしなくても、すぐ逃げるし、ね。 ̄○ ̄;)
で、一つ思うトコロが。
ウスバシロチョウの居るここの環境は、ただひたすら地味~な里山。何も施設がないから、ハイキングに来る人もいない。通る人は、地元の人達だけがチラホラ。でも今回は、それがとても良かった。
耳を澄ますと、聞こえてくるのは小川のセセラギと風の音、そして小鳥達のサエズリだけ。この小鳥達の声がいかに多彩で美しい音色か、改めて思いましたねぇ。もう賑やかなくらいに。
もちろんアウトドアBARで、最高に旨い酒を。・・・やっぱソコか!(爆)
教訓。 『何もない地味さの中にこそ、多種多様な発見がある!』 、かなっ☆[゜ー^]
ちなみにこの近くで見かけた、虫カゴを肩にかけ、タモを持つ少女。
これ、これ! このイデタチが、 『子供が一番可愛く見える時』だと思っています(笑)
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