2020-09-20鍾乳洞&地下空間
ジュール・ヴェルヌの地底旅行の世界へ【山口県 秋芳洞】
洞窟の中へ入っていくというのは、一つの大きな「旅のジャンル」だ。
陸上とも水中とも違う、もう一つの地球。そしてかなりワクワクするし、冒険心もくすぐられる。
僕の海外旅の原点は、学生の時の3ヶ月に渡る北米大陸横断。
実はその時も、有名な国立公園:カールズバッドの洞窟にも行ったのでした。
そしてそこはアメリカ、スケールが凄かった! 地球が創り出した大聖堂といった趣。
当時で、すでに中にカフェまであったし(笑)
そんな訳で、2016年6月の山口周遊の旅の中でも、特別楽しみにしていた秋芳洞。
これまでも岩手の龍泉洞や福島のあぶくま洞など、幾つか行ってるけど、ここは一際個性が際立っている気がした。
例えば「地底旅行」の映画の撮影に立ち会っているかのような。
もちろんここは「リアルな本物」なのだけど、「ロケ現場」を感じさせる光の演出が絶妙で、実にエキサイティングなのだ!
他の洞窟は、青や赤など様々な色の光を当て、幻想的な空間を創ろうとしている所が多い。
それはそれでとても良いのだけど、人工的にちょっと創り過ぎている感は否めない。
それに比べて、この秋芳洞は白色光のみ。それも暗いぐらいに必要最小限。。
でもそれがかえって「現場のリアル感」を増幅している気がした。
更に道中の半分は地底を流れる川の横を歩くので、その音と臨場感で、気分はまさに「地底旅行」。 「センター・オブ・ジ・アース」の世界だ!
映画だったら、この川の中から恐竜の生き残り:プレシオサウルスが、にょっきりと顔を出すのだけど、ねっ(爆)
それにしても少年時代にワクワクしながら読み、映画も食い入るように見たヴェルヌの世界。
これって何かを暗示してるよなっ。これ以外に作品として「海底二万マイル」
「十五少年漂流記」「神秘の島」「月世界へ行く」だよ!
何かこれまで僕が追い求めてきたモノが、そっくりそのままあるじゃないですか!
これに砂漠と熱帯ジャングル、山上湖と氷の世界が加われば、もう冒険の全てがあると言ってもいいぐらい。
旅の醍醐味は、やっぱ冒険だよねっ☆[゜ー^]
さあ、さっそく秋芳洞の中へ。
洞窟の入り口(出口)が見えた時のインパクトが大好き!
水中だと青い光の世界だけど、洞窟だと緑の光になるんだよね。
もう全てを忘れて、秋芳洞で自分だけのインスピレーションの世界に入っていこう!
百枚皿と呼ばれる、カムッパレのような独特の地形。そして怖いぐらいに神秘的な地底湖と。。
結局、洞窟の中を2往復もしてしまった(笑)
最後にもう一方の入り口(出口)には、こんな演出が。
地球3億年をタイムワープするといった演出。これもいい! ここも2往復だ!(爆)
公式サイト【秋芳洞】
そんな旅のエキスを、ここに沢山散りばめられたらいいなと思います。そして見に来てくれた方の、何か、これからの「旅のヒント・キッカケ」になってくれれば、と。
「カテゴリー」を上手に利用し、是非気になるページを色々とサーフィンし、見て回って下さいね。ブログ全体を時系列で見るには【ブログ一覧】が便利で見やすいですよ。
基本週一で、日曜日の夕方から夜にかけて新作を入れてます。
もしお時間があれば【コンタクトページ】から、この旅のフォト(写真)ブログの感想をいただけると作者としても嬉しいです。