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2020-10-28四国(四万十川 etc)

四万十川の清流に映る月に酔う!(後編) 

前編からの続き。

 


その日、M’s BARを探して更に南下する。

 


ようやく酒を飲むのに最適の、取って置きの場所を見つけた。

 


西側では、夕陽が佳境に入っていく 。夕映え、そんな言葉がぴったりだった。

 

で、今回はこの四万十川の清流に浮かぶ満月を肴に、スコッチを飲もうと思った。穏やかで自然がまだたっぷりと残っている大河でなければ到底できないだろう。

 

そしてじっくりと「四万十川とは何か?」「自分にとって川とは何か?」「旅をする事とは何なのか?」・・・そんな事を思いながら静かに飲む酒の味は、また格別だった。

 


ふいに東側から満月が顔を出す。

 


これぞ、コバルトブルー・ムーン!

 


どんどん月が上がり、波光のパフォーマンスが続く。。

 


雲が月の光を受けて、「夢・雲」となる。

 


さあ、今宵は四万十の月に乾杯しよう!

 

それにしても、一つ面白い現象がある。12月のこの真冬の寒空、屋外の荒野で酒を飲むなんて、よっぽど物好きだと思うかもしれないけど、全くそのとおり! 自分でもそう思う(爆)

 

ただ満月の日だけは、ちょっと特別なのだ。
夕暮も佳境に入り、太陽が顔を沈めると、とたんに寒さが厳しくなってくる。特に寒い冬空、、シンシンと冷気が襲ってくるようだ。

 

ただ、そこにポッカリと月が顔を出し、水面に美しい波光を描き始めると、不思議と体感温度が上昇するのだ!

 

月の光は温度を持たない冷光。。では何故? 僕はこんなふうに思っている。

 

その光で、ポッと心に灯火が差すのではないだろうか。体の奥深い芯の所に反応するかのように。。
視覚的なもの、あるいは感じる光のその美しい光景だけで体感温度が変わる??

 

やはり「心」や「気」の世界ってホント神秘的で面白いもんだなーと、つくづく思う。そして、どれだけこの光に励まされてきた事か。

 

『太陽が外界の外側を照らす光なら、月は心の内側を照らす光。』

 

更に新しい月との遭遇を求めて・・・。

 


早朝、「川の町」を散策する。西に沈んでいく月にお別れだ。

 


全ての輝きと、人生そのものを映し込んでくれる川面・・・。
翌日の3日目はドピーカンに晴れ上がった。いろいろと「川の町」を見て回り、そして念願だった下流へと下り、海へ出た。

 

四万十川、、源流地点から196Kmの大河。その内の約3分の1以上の70Kmを走破した事になる。自分の足だけで駆け抜けたゴールインでもあった。

 


海に出る。走り抜いた感慨に耽る。

 


その日の夕暮。何か「地球の声」を聴いた様な気がした。。

 

その海の近くは、平野浜というサーフィンのメッカ。時に凄い波が来るらしい。
その海縁のサーファー御用達の小さなペンションがその日の宿となった。話し好きのそこの主人と、その日はじっくりと四万十川と土佐の風土について語り合った。

 

北陸から20年前にこの地を気に入って夫婦で渡ってきたという主人。とても面白い人だった。照れて、とうとうカメラに収まらなかったけど(笑)

 


ペンション平野は、海の香りがした。

 


主人の釣果が今夜のおかず。今宵はマダイ。そして宝貝を始めて食べた。これにはかなり感激!

 


翌朝は、海がブルーに染まっていた。波が穏やかな時は、サーファーは来ないらしい。
潮騒・・・。

 


川と海、、この対比を心行くまで堪能した。

 

仕事の合間に、できるだけ時間を創って旅に出ている。これはもう人生の潤滑油のようなもの。僕にとってはなくてはならない時間だ。
そして夕暮れ、あるいは星や満月の下で酒を飲む。。これこそ至上の喜び である。

 

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