2021-05-30高原&湖沼
鬼押し出し園(浅間山麓)のレンゲツツジは、サーモンピンクの夢
東京も梅雨入り間近。でも晴れていれば、もう夏。本格的なサマーシーズンの到来。
一年の中で、最も旅の計画が忙しく華やかになる季節♪ なんせ『夏男』ですから。
そんな中、ちょうど同じ季節に訪れた浅間山麓の高原を取り上げてみましょう。
この時は、ジト~(;>_<;)とした東京を離れ、「日帰り避暑?(笑)」と思って軽井沢に足を向けたのでした。
そしてどうせなら、そこを基点にその先の鬼押し出し園(浅間山麓)まで足を延ばして、レンゲツツジを見に行こうかと♪
高原の野に咲く、鮮やかな花々や昆虫たちが好きだ。
数年前にはニュージーランド(NZ)に行き、「世界一美しい散歩道」と言われる「ミルフォードトラック」を歩いたのでした。
ただ、そこで感じた事は、「花の種類の多い日本の高原地帯は、世界的にも素晴らしい!」と、改めて思う事に。(@_@;)
もちろん、エキゾチックでダイナミックなNZの山岳的光景は、日本にはない素晴らしさなのだけど、いかんせん花の種類が少ないのだ。。
花が少ないという事は、当然昆虫たちも少ないという事になる。日本の高原を見慣れている目には、ちょこっと物足りなさも。。
やはり旅は、国内と海外を両方行くバランス感覚が大切。そこで初めて日本の良さが浮き彫りになるから。
そして、初春のミズバショウ、盛春のレンゲツツジ、初夏のニッコウキスゲ、盛夏のヤナギランと、高原を華やかに彩る主役級の花々たち。
その中でも、このレンゲツツジが大好き!♪
赤でもない、ピンクでもない、朱でもない、、ちょうどその中間のエッジに立つ、危ういキワの色。優しく落ち着いた艶やかさ。。
色名をあえて言うなら、サーモンピンクかなっ^^
その色の世界に、ただひたすら埋没したい。(≧∇≦)
今回はそんな気分をベースに、幾つかの花々の表情を捉えてみようかと思います。
さあて、やってきました、夏の高原、鬼押し出し園。
空気がサラッと透き通っていて、ん~心地いい! まさに、蒸し暑い東京から逃げ出してきたって感じ?(笑)
巨大な溶岩の後ろに見えるのが浅間山。まだ活動を続ける活火山だ。
この日、鬼押し出し園を中心に噴火博物館にも立ち寄ったのだけど、施設としてしっかりと造られていて、とても好感を持ったのでした。
ではゆっくり高原の花々を見ていこう! これは、ヨウラクツツジ。 とても可愛らしい。
花を見るには、陽の光が絶対条件! 色は光によって陰影を持ち、輝きを増すのだから♪
こんなシーンに、とても「高原」を感じる。ベースとなるサラサラとした繊細な草のミドリ。そこに色彩の歌を奏でる、様々な花々。
自然界の絶妙なハーモニー。それは一年の中でも、最も光り輝く特別な季節☆彡
鬼押し出し園のこのエリアにはルピナスも咲いていた。ショッキングピンクからバイオレットに至るまで、色循環に沿った「色彩のグラデーション」が、とても美しい。
そんな中で、ふと見るとカメムシ君が。柔らかなサーモンピンクに、昆虫特有の鉱物質でシャープなブルーグリーンとの対比が美しい。
花と昆虫とのコラボで、初めて生き生きとした「パラダイス感」が生まれるんだよなぁ♪
色は、それ自体が語りかけてくる。そしてその色彩の小宇宙の中に溶けていく。。それはまさに白昼夢。・゜゚・*:.。..。.:*
想うのは、『自然の色彩にかなうものはないな』という事。例え、どんなに熟練した匠の技で染め上げた陶器や織物であっても。。
人工的には出せない自然界の色彩。それは、瑞々しい「生命」を内に秘めているからでしょう、ねっ☆[^ー゜]
-PS- 実は久しぶりの軽井沢。高原から戻り、帰りの新幹線まで時間があるので、レンタサイクルを借り、カッテシッタル地を、雲場池を中心にゆっくりと流した。
やっぱいいなぁ軽井沢は^^ 今度是非、自分の勘だけを頼りに、穴場の店巡りをやってみようかと。☆[^ー゜]
この土地は、ひっそりとしたオープンエアのパティオが、とっても似合うのです♪
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