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2021-09-18高原&湖沼

「白根火山」と「万座温泉」の回想|乳青色の火口湖が印象的

『旅は人生の句読点』。その時々に一番自分自身がリセット出来る所へ。

夏も終わり、徐々に秋が深まろうとしている。そして、2021年もラストスパートに。うかうかしていると、あっという間に師走。(≧∇≦)
で、「夏への別れ」と「次のステップを迎える」為には、やはり旅が必要だ。退屈で忙しく、神経をすり減らす事の多い日常。。そこへ再度リフレッシュした気持ちで立ち戻るためにも。

 

やはり都会に住むハードなビジネスマンにとって、心をスッキリと癒してくれるものは、いつだって「四季を感じる自然の美」。そして新しい発見♪

この時も、今と同じ9月中旬。旅先の様々な候補地が現れては消え、また現れては消えていった。。旅先を決める時って、案外悩むもの。 ̄○ ̄;)
天候や日程、予算というファクターもからんでくるからだ。。スパッと決まる時もあるけど、なかなか決まらない時もある。

 

結局、この白根火山と万座温泉に決めたのも前日。。この時期、天候がとっても不安定なので。┐(‘~`;)┌
それでこの時は1泊2日と、とても小粒。でも、けっこうピリリと辛い、なかなかいい感じの旅となったのでした。

 

◇ ◇ ◇

 

上野から特急草津号で、一路草津へ。この列車がいいんだよねっ^^ なんかローカルでノンビリしていて。(^◇^) 草津からバスで白根火山へ。

 

ん?・・・ガ~ン!_| ̄|○ 草津では晴れていたのに、白根火山まで登ったとたん、深い霧と横殴りの雨。。ここはいつだって天候が荒れやすい。(;>_<;) だから今度こそはと、チャレンジしてみたくなるのだけど。。

 

万座温泉の、これでもか!という硫黄の匂いと、白濁とした湯と。

その日は諦めて、早々に1泊する万座温泉のプリンスホテルへ。ただ、ここも雨だった。さすが秘湯!(@_@;) 白根火山はよく来るのだけど、ここは初めての地。標高1800m。「雲上の露天風呂」という事で、一度は来てみたいと思っていた。

 


(※ホテルのサイトから。以下2枚同) 

 

雨の中、さっそく露天風呂へ。結局この日、一枚もシャッターを切らず、ひたすら温泉三昧だった。こんな日もあっていい^^

 

降りしきる雨の露天もなかなか良かった。(^◇^) 顔にかかる雨の不思議な感触。。その何とも気持いい事♪ 風呂に入っている時は、何か思索できそうなんだけど、でも結局何も考えられない、、まさに無の境地!☆彡

 

荒々しい風景と相まって、浮世を離れた「アナーキー」な心境。。。

 


更に近くにある万座高原ホテルの石庭露天風呂にも行ってみる。ここもプリンス系列なので、無料で、しかも送迎バスも出ている。ここもなかなか良かった^^

 

万座温泉の2つの趣の異なる露天に浸かって、雨に打たれ、体の芯や心の奥底まで湯の中に溶けていきそうだった。。

 

この年はスイスに行ったばかりだったけど、これはスイスにはない、最高に日本の良さだなぁと思う。(´_ゝ`)y-~~~ この「無常なるデカダンスの香り」、、欧米人に分かるかなっ?^^

 

わざわざ雨の中を旅したいとは思わないけど、降れば降ったで、その雨を楽しめばいい♪ 旅の時間は臨機応変で、常に創意工夫に溢れ、自由な心の開放感に満ちているからヽ(´ー`)ノ

 


その夜、真夜中の2時、、ひと眠りした後、夜の露天に浸かった。雨はやみ、漆黒の空に星々のキラメキ。。これが、とんでもなく素晴らしかった!(@_@;)

 

オリオン座が鎮座し、天の川も見れるのではという程のクリアーな星空。そこを湯気が霧のように漂い、銀河の星雲のようにユラユラと舞う。。これ程の光景に出会ったのは久しぶりだった^^

 


(※僕が所有しているイメージフォトから)

 

写真や動画でお見せできないのは残念だけど、その気分だけでも伝わってくれればと♪

 

夏と秋のハザマ。。そんなキワの季節もいい。

翌朝はしっかりと晴れてくれた。空には「秋の形」をした雲。高原では足早に秋も通り過ぎようとしている。。

 


万座温泉から近くの池まで散策してみた。

 


一瞬、夏を思わせるシーンも!

 


『夏のデジャブ』、、そんな気分に浸れるのも、この季節ならでは♪

 


草花はもう、色彩的にも初秋の装いだ。ここではノコンギクとリンドウが主役。
昨日の雨に、しっとりと濡れているのがいいねぇ^^ 雨は全てを洗い流し、生命を内側からもリフレッシュしてくれる。

 


このアザミの水滴は、特に美しかった。☆.*°

 


その一瞬しか見れないという事で、どんな宝石よりも貴重なような気がする。。

 


更に源泉にまで足を伸ばしてみる。

 


非現実的な硫黄の匂い、妖艶な陽炎のように湧き上がる湯煙、大地の裂け目のような荒々しい岩肌。
夏と秋のハザマのセンチメンタルな寂寥感。そして「ひっそりと我が道を行く、静かなる不良臭さ」。

 

万座温泉、なかなかいいじゃない^^

 


まさに、今訪れたかった場所に立つ至福♪ 硫黄は結晶化して、こんな鮮やかな「青」も創る。
いつしか、この気分すら結晶化したような時間と空間の中に、ただただ埋没していくのだった・・・。

 

白根火山の火口湖は、太古の地球を想わせる。

そしてホテルをチェックアウトして、再び白根火山へ。通常火口湖(湯釜)を見る中央の展望台は、現在有毒ガスを発生させているという事で、左手のやや離れた展望台に上がって望む事となった。

 


シュールな湖面の色。この光景には、いつも『ハッ!』とさせられる。「地球外惑星」「悠久の時間」、、そんなインスピレーションだ。(@_@;)

 


超望遠でこんなシーンも切り取ってみる。・・・遥かに望む、未知の惑星の海のシーン。
『地球以外の星にも行きたい』、、何故なら、それは究極の旅だから。。

 


いつまでも見ていたかった・・・。それは限りなくイマジネーションを広げてくれ、何もかも忘れさせてくれる。やはり、ここに来て良かったぁ♪

 

※現在、白根火山エリアは、入山規制 の影響によりバスも運休していて、火口湖(湯釜)を見学することは出来ないらしい。また行けるようになる事を願って。。

 

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