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2021-10-01北海道(トドワラ)

ジャスミンの風吹く、北の大らかなる大地【北海道・大沼】

今回は、ちょうど今の季節に行った北海道の大沼を取り上げてみよう。かなり過去に、ほんの僅か見た程度で、この時はほとんど初めてと言っていい。

 

一見すると開発が進んでいて、ちょっと箱庭的だけど、ゆっくり回ると、その良さがじわりと沁み出てくる地だ。
例えば、尾瀬沼のような秘境感は全くないけど、ねっ。

 

ただ、北海道特有の伸びやかな大地と、ゆるやかな風。なかなかどうして、、他にはない独特の詩情溢れる沼だなぁ、と。
この北海道・大沼は、あの「千の風になって」という曲が生まれた地だという。ん~、分かるなぁ^^

 

旅には、その時その地で、ふと感じる「香り」のようなものがある。
春のかぐわしい花の香り、新緑の季節の草いきれ、真夏の昆虫達の匂い、秋の色付いた果実のような香り。

 

今回は初秋という独特のハザマの季節。そんな中、ふっと「ジャスミン」の香りを嗅いだような気がした。
花が開くのは、もちろん春だけど。。でも何かこの大地の元で、たおやかに、すこやかに、サラサラと、その香りを感じたのだった♪

 


ス~ッと風が吹き抜けていくような、この地ならではの独特の景観だ。ここは「北海道リゾート」の発祥の地だという。

 


大小126もの小島が点在し、橋を幾つも渡りながらの散策が面白い。
「湖月橋」かぁ^^ 名前がいいねっ☆[^ー゜] その橋を「月の弓」に見立てて、大沼のシンボル「駒ケ岳」を望む。

 


馬車も、しっとりとこの地に溶け込んでいる。ん~、ムードがあるなぁ♪

 


見る場所によって、様々な景観を持つこの沼。そこに、ポカ~ンと浮かぶ、さすらいの千切れ雲。。

 


湖面もその揺らぎで、ふっとウインクしたような表情を浮かべる。

 


ハスも微笑んでいる^^

 


一枚の写真からタイトルが生まれる事がある。今回の北海道・大沼がまさにそれ。ス~ッと、繊細なジャスミンの香りを嗅いだようなシーンだった。

 


宿はクロフォード・イン。アーリー・アメリカン調のテイストで、とてもいいホテルだった。
ふっとアメリカの大自然、ヨセミテやイエローストーンに来たような錯覚を覚える。

 


空間に変に気取らない、自然体の伸びやかさがある。高い天井から、グリーンシャワーが降り注ぐ。。

 


小鳥が遊びに来るテラスで、コーヒーを飲むだけでも心地いい♪

 


翌日はレンタサイクルを借りて、沼を一周してみた。ここはちょうどメインスポットの反対側で、広々と西側の稜線が開けている。という事は、日の入り・月の入りは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれる事だろう。ちょっと次回の再訪に思いを馳せる。。(´_ゝ`)y-~~~

 

旅の陰影を創りだすのは、時空の広がりと、太陽と月の「角度と姿」だ! この時は雲の隙間から差す光が、独特の表情を持っていた。
陽気な時も、憂いを持った時も、そして滑らかな時もあれば、鋭角的にとんがる時もある。全ていい。ふとそんな気がした・・・。

 


そして、とても気になっていた、秘湯「流山温泉」。北海道・大沼のガイドブックにはこう記されている。
『放浪の彫刻家:流 政之の心と形をとどめる異形の温泉』と。・・・なるほど。。ところどころ、作家の設計らしい、ダイナミックで前衛的な景観が楽しめる。

 


露天風呂からも駒ケ岳が望めた。湯に浸かる感触も申し分ない。まさに心の中と皮膚の上を、「千の風」が吹き抜けていく・・・。

 


そして、湯後の「休み処」のここが、とても気に入った。名前は『停車場』。いいねぇ、この感じ、このアイデア♪
もちろん、地ビールを一杯^^ アルコール度数8度。旨い!! 深く濃く、「旅の時間」が流れていく。。

 


更に、広々とした敷地を利用した、屋外彫刻の数々。

 


この地の、ストーン・ヘンジ。

 


アースアートともいえる、ダイナミックなインスタレーション。。

 


そして辺りが少しずつ夕陽に染まっていく。

 


沼では、夕焼けの感動が2倍ある。何故なら、湖面にもその驚きを映し出してくれるから・・・。

 


今回の北海道・大沼は独特のピンク色に染まってくれた。時間の流れで、ジャスミンからローズへ。時空に薔薇の花が咲く。

 


その中を、まるでシルクのカーテンのように鳥が渡っていく。それはどこか心が浮遊するような光景だ。一緒に何処かへ飛んで行けるような。。

 

そして、足元の湖面が描き出す揺らぎのシーンが、いつまでも「時のメロディ」を奏でるのだった・・・。

 

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