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2021-10-18北海道(トドワラ)

ぶらり函館の旅。元町の坂道と、シュールな夜景と月とのコラボ

さて、今回は以前の同じ時期に訪れた函館。ちょうど、前回の大沼と抱き合わせで行ったのです。この旅は何て言ったらいいのだろう、、まさにピンポイントの旅かな。
ここしか4日間の休みが取れないという日程の中、全国的に天気が悪く、おまけに台風が近づいている。 ̄○ ̄;)

 

でも、満月の2日後、久しぶりに月と対峙したい。。天気予報を見ると、不思議と函館近辺のみが晴れマーク。これは南北に細長いこの国ではよくある事で、晴天に向かって旅を計画し、実行できるのが嬉しい(^◇^)

 

よし!決行だ!! 実は前から函館で月を見たかったのだ。この地は2度目。ただ前回はかなり前で、駆け足で回ったので、今回はじっくりと見て回りたかった。

 

好きな「街」だ。それもかなり^^ 日本の中で、もしかしたら3本の指に入るかもしれない。今回改めてそう思った。「村・町・街」のくくりは微妙だけど、少なくとも「街」というくくりの中では。

 

華やかさ、賑わい、静寂、落ち着き、ゆとり、港、潮風、レトロ、ハイカラ、伝統、モダン、前衛。。
新旧と両極が入り混じり、心地良く融合している。しかも、「食文化」も豊かで、気候も北海道の中では最も穏やかだ。

 

ほとんど初訪ともいえるので、「ディープな函館」は、また次の機会に。まずは、有名なポイントを押さえながら散策し、徐々に自分なりに発見し、イメージの「切り取り」をしていこう♪

 

坂道をそぞろ歩く、ぶらり元町、秋の風 (前編)

 


坂の街、函館。。まずは映画のロケでもよく使われるという八幡坂を登っていく。なるほど、、確かに吹き抜ける「空気感」がいい。

 


ハリストス教会。とりあえず、まずは押さえでねっ^^ 薔薇と青空とのコントラストが、鮮やかだねぇ。絵に描いたようなバランス。そして秋晴れ。。それが力強く旅情をかき立ててくれる☆彡

 


数ある坂の中で、僕が一番気に入ったのが、この大三坂。瀟洒で、ホッとするような趣がある。

 


そこを更に登っていくと、チャチャ登りの坂になり、聖ヨハネ教会を見下ろせる。まるで空に浮かぶように建っていた。。

 


そして、旧公会堂。個性的な色彩で、元町のシンボルのような建物だ。

 


団体さんを避ければ、静かで適度な観光客数。落ち着いた散策。。国内旅行は、今、驚くほど面白い!♪

 


さて、ここからは自分の眼と勘だけで、「!?」を感じ、心に引っかかったモノだけを見て歩こう。僕はガイドブックはけっこう参考にするのだけど、余りチェックしすぎると面白くない。やはり、{発見!?」の喜びを大事にしたいから。

 


これは今回、最も気に入ってるワンショット。ただの店の壁なのだけど、窓ガラス一枚一枚に色の違ったブラインドが。

 

ん~、「函館」を感じるなぁ♪

 


これもいい! 普通の民家の二階の出窓なのだけど、ガラス瓶を並べた遊び心が、いいなぁ。

 


これは、とあるカフェの入り口。黒板に白墨で店名、、なんとも粋だねぇ。☆.*°

 


そんな中にも、「モダン」が共存しているところがいい。カフェ・ペルラ。この空間、この圧倒的なゆとり。。

 


さりげない一杯のコーヒーだけで、なんと贅沢な空間を手に入れられるのだろう……。

 


ふと、甘いものが食べたくなったので、何店か物色して、一番「ピン!」とくる店に入った。

 


昔の民家をそのままカフェにした創りの店だ。とても落ち着くし、レトロな飾り物もしっかりと吟味されている。まさに知り合いの家で、ちょっとお茶する感覚♪

 


函館という街の低力、懐の深さ、揺るぎないゆとり。。。後でガイドブックを見たら、「茶房・菊泉」という有名店である事が分かった。

こういうのもいいよねっ^^ 帰ってからガイドブックを再度読むと、『あっ、ここだ!』ってなるから、二重に楽しめるのです。

 

更に坂の風情やお店を物色しながらブラブラする。海を見下ろせるから、いつでも風が吹きぬけていく爽やかさがある☆彡 そこに、函館のハイカラ文化の下地があり、それぞれの店が、思い思いに個性を出している自由さがある。それが、とても心をウキウキさせるのだ♪

 

これなんか、「ヒゲ面のお爺さん」に見えるぞ!(笑)

 

今回、ガイドブックに載っていない、ベイエリアの反対側の海岸べりを散策するつもりだった。いつだって、未知の領域に一番興味がある(@_@;) ただ時間がなく、一軒のちょっと面白そうな店を発見しただけに終わった。。

 

次来る時は、この地を更にディープに自由に散策してみよう! この後、夕暮のベイエリア~函館山の夜景と月の出を迎える。続きは次回で。

 

やっぱりいいなぁ、北海道は! この地に立つと、すっと、すぐに馴染んでしまう。そして、リラックスしている自分を発見するのです☆[^ー゜]

 

夜景と月とのコラボは、街の灯が呼吸しているよう (後編)

 

元町から大森海岸へ抜け、夜のハイライトでもある夜景に備えるため、 一旦ベイエリアにあるホテルへ戻る。

 

「旅の時間」とは、麗しき時間。それをコーディネートし、ぐんぐん前へ進んでいく時の何と充実している事! やりたい事をし、見たいものを見、気に入った場所でくつろぐ。。そこには何のためらいもなく、一点の曇りもない。

 

日常のともすれば弛緩しがちで釈然としない時、仕事に追われ貴重な時間をどんどん浪費していく時、あるいは仕事になかなかのめり込んでいけない「もどかしい時」とは、全く無縁だ。
そして旅は教えてくれる。何をやるにしても、「楽しい」「有意義だ」と思ってやらないと、物事はスイスイとは運ばないということを。。

 

で、今回の函館、、いつも以上に街に灯る明かりに惹きつけられた。もちろん夜景を見るという事にポイントを置いていた事もあるけれど、この可愛らしいほど小さな街が、その明かりでひっそりと、でも華やかに呼吸しているかのように感じたからだ。

 

更に、ベイエリアと元町の品のいいライトアップは、過度にケバケバしくなく、とても好感を持てた。小樽や釧路にも、若干その「気分」てあるけど、この感覚って、函館という街を語るのに、とっても重要なような気がする。

 

まさに、『街がひっそりと息をしている感じ』かなっ♪

 


ベイエリアの赤レンガ倉庫群は、今まさに暮れなずもうとしていた。軽薄な作り物ではない、歴史が詰まっている建物と石畳には、何ともいえない深い趣がある。

 


少しずつ電飾に明かりが灯る。完全に暗くはならない、このぐらいの時間帯が一番いい。

 

その方が、刻々と暗くなる朱に染まっていく空との対比が、より美しくドラマチックに感じるからだ。

 


雄大な自然の光に対しての、人工的であっても物静かでささやかな、『ホタルのような光』…。それは唯一、一瞬の刹那の中にある。その一瞬を見逃さない事こそ、心のアンテナの感度の高い「旅の時間」。。


今回泊ったホテルも、ひっそりと呼吸していた。ベイエリアの倉庫を改造したというこのホテル、窓からの眺めも、なかなかいい感じだった。

 


秋の夜はつるべ落としと言うが、あれよあれよと西の空が真っ赤に染まり始める。

 


夕焼けの朱と街の灯の、最高のコラボレーション!

 


まだ闇に沈まない中、函館山のロープウェーで山頂に登る。

 


着いた頃は完全な夜になっていた。秋の夜長かぁ、、じっくりと「光の世界」を堪能しよう^^

 


東からうっすらと月が昇り始める。水平線ギリギリなので、その月は赤い。長崎の夜景もそうだったのだけど、メインの方角はどっちも東側で月の出の方向。
ん~、もしかしたら、こんなところにも、「夜景の名所」の隠された秘密があるのかもしれない(@_@;)

 


月が「銀河」に浮かんでいた。。インスピレーションが果てしなく湧き出てくる……。満月の3日後の、やや欠けて控えめな月だったが、なんとも美しい。。

 


今回は大沼の月がメインだったけど、こんな形で函館でもシュールな月の光景を見れて、とても嬉しい^^
はかない人工的な街の明かりと、普遍的で生命力を持った月の明かりとの競演。それは不思議なほど調和を保っていた。

 


その後、展望台のBARで、夜景を愛でながらジントニックを一杯。すると、チェイサーがイルミネーションのように光ったのだ!☆彡 コースターがLEDで、この移りゆく光を創り出すようだ。。


始めて見る、なんとも粋な小道具☆[^ー゜] すっかり気に入ってしまい、このBARで函館のお土産に一枚購入。それはまるで、今回の函館を象徴するに相応しい、静かで内から湧き出てくるような光の「つぶやき」だった。

 

光は呼吸する……。

 


ささやかながら、今回も定番のご当地グルメ。

 

その夜、とある居酒屋で函館名物のイカのお造りで一杯。透き通っていて、ゲソがまだピクピク動くほど生きのいい逸品だった♪
更に忘れてならないのが函館ラーメン。塩味ベースの、さっぱりとしながらも、ズシンと腹に響く味だった^^ もちろん、ウニ丼も(笑)

 


-PS- この日の夕方、ふと空を見上げると、不思議な光が! 虹のようだけど、通常の虹ではない。太陽はこの下だから。
とすると、巨大なハロか? 環天頂アークとは違う。アーチが逆だ。こういう形のものは、あの天空のハイパー美術館=ジープ島でも、まだ見た事がない。。生まれて初めて見た、天空の光のミラクル現象!ヽ(´ー`)ノ

 

何か今回の旅は、僕の人生にとって、大きな「クギリ」を示唆している気がする。。確かに今、大きな転換期を迎えているからだ。
それ故この「巨大なハロ」で、何ともいえない甘酸っぱくも、不思議な気分に包まれたのです。

 

これにて、今回の函館は完結。

 

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そんな旅のエキスをオモチャ箱のように、ここに沢山置けたらいいなと思います。そして見に来てくれた方の、何か、これからの「旅のヒント」になってくれれば、と。 

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