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2022-10-22フィールド&昆虫館

多摩動物公園の昆虫生態園は、国内最大級のチョウの楽園。


さて、前回の多摩動物公園を受けて。僕的にはこの公園を訪れるお目当ての半分は、この昆虫生態園。

 

まず、入り口の巨大なバッタのオブジェが目を引く。

 


歴史も古く、このレリーフなど、アカデミックなムードがとてもいい。

 

温室に入るまでの通路でも、バッタや甲虫など、ここで飼育されている昆虫を見ることができる。そしてホタルが通年見れる小部屋もあったりで。更に別館では、様々な昆虫の標本なども展示されている。

 

ただ、今回は温室のみに絞って。

 


入るとすぐに、フワリフワリと飛ぶ無数のチョウの放し飼いに圧倒される。それも沖縄方面のチョウが中心なので、チョウ好きとしてはとても嬉しい。

普段見る事のできない「生きた」それらのチョウ達に包まれる時は、まさにパラダイス・タイム!

 

これは「アオタテハモドキ」。ブルーの発色がとてもビビットで印象的だ。

 


これは、昆虫生態園の温室のほんの一部。多摩動物公園、屈指の施設だ。

 


おっ! ネームプレートに一羽が止まってくれた。

 


更に何ともグッドタイミング! まさに一瞬だけの、アオタテハモドキの「生きた」ネームプレートだ(笑)
その一瞬しかない、こういうハプニングこそ写真撮影の醍醐味。

 


ここから様々なチョウを紹介していこう。これは「オオゴマダラ」。その大きさにまず驚き、そして優雅に飛ぶ姿に惚れ惚れ。

 


人に慣れているせいで、近くに寄っても全然逃げないトコロがいい。

 


これは「ツマベニチョウ」。大型で、いかにも南国のチョウらしい華やかな色彩だ。


以前、宮古島に行った時に、普通にその辺に飛んでいて、とても感動したのを思い出す。

 


この「リュウキュウ・アサギマダラ」も。

 


温室は広く天井も高いので、自然の中に居るような感じで観察できる。多摩動物公園が誇る「昆虫生態園」の名に相応しい。

 


チョウだけでなく、草むらには「トノサマバッタ」も。更に観察すれば色々な昆虫達と出会えるだろう。

 


おっ! 「モンキアゲハ」だ。これは関東にも居るのだけど、飛ぶのが早くすぐに飛び去ってしまうので、こんな間近で見れることが嬉しい。

 


これも沖縄方面にだけ生息する「ベニモンアゲハ」。

 


せわしなく、羽を動かし続けながら蜜を吸う。

 


そして同じく「シロオビアゲハ」。

 


休んでいる時も羽を広げている。

 


更に「イシガケチョウ」も、一羽だけ発見した。本州にも生息するのだけど、まだ野生の状態では見たことのない、美しい憧れのチョウだ。

 


多摩動物公園の昆虫生態園。ここでは無数のチョウ達に包まれて、極上の時間を過ごせる。まさにチョウ・パラダイス!

 

次回来た時には、その夢のようなシーンを動画に撮ってお見せしたいな、と。

 

※ワンポイント ベストタイムは?

チョウが飛び交い見事なのは昼間の正午がピーク。夕方になると大人しく止まってしまい静かになるので、昼間を狙うのがお薦め。

 

 

◇ ◇ ◇

 

前作の【多摩動物公園で、ユキヒョウ達の『秋色の表情』にホッとする。】も併せてどうぞ。

 

 

※関係カテゴリー紹介
当ブログでは【チョウの仲間たち】として、様々なチョウ達との出会いのストーリーを掲載しています。是非ご覧下さい。

 

◇ ◇ ◇

 

 

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