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2022-11-23季節の花々

ダリアの圧倒的な「存在感」に魅せられて【武蔵丘陵森林公園】

昨年の11月に森林公園に行った時の事。たまたま「ダリア園」に寄って、改めてこの花の素晴らしさを知ったのだった。
大きさといい、一輪の中で完結している世界観といい、表情の豊かさといい、色彩と形の多様性といい、もう全てにおいて抜きんでている、と。

 

タメを張れるとしたら、バラ、ハス、チューリップ位だろう。

 

そして、今年もつい先日、ダリアを見る事も大きな目的で、森林公園に行ってきたのでした。それでは見ていきましょう。

 


『いいねぇ』 この森林公園の職員さんの手描きの看板。これにはいつも感心させられる。

 


それほど広いという訳ではないのだけど、様々な色や形のダリアが同心円状に植えられていて、見ていて飽きが来ないレイアウトだ。


さっそく一輪ずつ。『ザ・ダリア!』っていう感じでしょ。


洋花らしい華やかさで、青空が良く似合う。


この微妙なピンクの入り方が美しい。

 


「花」というよりは、何か「生き物」的な迫力がある。


それでいて、繊細で可憐だ。

 


陽光まぶしい大空に置いてみよう。


一輪一輪、全く違う表情を持つ花だ。


黄色で明るいのに、妖艶さが漂ってくる。


ここから、精密にこしらえた「紙細工のよう」の3連チャン。


幼児のような可愛らしさと、


華のある大人らしさと。。

 


森林公園のダリア、ここまででもお腹一杯でしょ(笑)

 


更に、大輪なだけに昆虫とのツーショットもいい。


タイトルを付けるとしたら『緑一点』かなっ(笑)


11月なのに、まだまだ昆虫達に会えるのは嬉しい。

 


ここから「ドアップの迫力」3連チャン。


自然の創り出す造形に敵うモノはない。


まるで炸裂する花火のようだ。

 


ん? まだ枯れていないのに、森林公園の園芸員の方が花を摘んでいた。

 

話を聞くと、ダリアのピークは10月で、あまり長く咲かせていると、養分を全部吸ってしまい、来年、良く咲かなくなるので、こうして摘んでいるという。なるほどぉ。園芸も奥が深い。。

 


そして池に浮かべる趣向も。


何とも優雅だ。

 


そして陽も傾き、少しずつ闇が迫ってくる。僕はこの時間帯が大好き。家の中に居ても、ギリギリまで、もう文字が書けなくなるギリギリまで明かりは付けない。

 

この時間帯は、とても重要な意味を持つと思うからだ。

 


甘美なる終焉。


そして静かなるフェードアウト……。

 

森林公園のダリアは、9月中旬から11月中旬まで見られるのが嬉しい。考えてみれば、ここまで開花時期が長いのも珍しい。桜なんて満開に近くなってから、せいぜい1週間位なのに。。

 

これもまた、ダリアが生命力の強い「生き物」のように感じさせる要因なのかも。

 

◇ ◇ ◇

 

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