2022-11-29秩父・長瀞方面
「ギャラリー喫茶やました」でモミジと共に寛いだ、紅葉の長瀞。
今回は直近で行った紅葉シーズンの長瀞。もう以前から何度も行っている、埼玉を代表する景勝地だ。以前、1月に咲く蝋梅(ロウバイ)の甘い香りを写真で。【長瀞・宝登山】を掲載したけど、長瀞自体の紹介は今回が初。
ここは何より、行き帰りの最新車両・西武特急ラビューがいい。窓が広く取ってあるので、たっぷりと車窓を堪能できる。
そして片道1時間20分の呑み鉄で、一合酒がほどよく似合う。帰りも遅くまで運行しているので、丸一日どっぷりと旅気分を味わえる。
長瀞の基本は、白い岩肌が美しい岩畳
紅葉には少し遅かったけど、秋晴れの真っ青な空との対比が美しい。
ここは僕のお気に入りのBARコーナー。一番奥にあるので、人も少なくゆっくりと寛げる。
眼下に荒川を見下ろし、岩に腰掛け、陽光を浴びる事の至福。。
岩肌に止まったミヤマアカネ。通常のアカトンボとは違い、羽に茶色の模様が入るので、とても繊細なムードがある。まさに「秋の化身」のように。。
一週間遅かったとはいえ、モミジの燃えるような「赤」も随所に見られる。
理想とも言える「ギャラリー喫茶やました」との出会い
さて、カフェ巡りも旅の重要な要素。今回は、この「ギャラリー喫茶やました」に初めて入った。少し高台にある立地がいいねぇ。
店の中には、さすが「ギャラリー喫茶」と言うだけあって、様々な作品が置かれている。
今回はテラス席で落ち着こう。モミジがあつらえたような位置にあって、店主の並々ならぬ「こだわり」が感じられる。
注文したのはコーヒーとプリン。濃厚なキャラメルソースが味わい深い。紅葉のモミジの葉がさりげなく飾りに添えられているのが、いいねぇ。
コーヒーも素晴らしく美味だが、何よりもこの器。もう器としては完璧と言っていい。
長瀞の紅葉で「ギャラリー喫茶やました」。絶妙なバランス。久しぶりに絶賛できるカフェと出会えた気分だ。店もご夫婦でやられていて、とても感じが良く、そこも満足だ。少しお店の話をしたら、帰りに熱いお茶まで出してくれた。
夕映えの長瀞と、ライトアップした宝登山神社で〆る
夕方、ちょっと冬枯れた感じがした木々が、夕陽を浴びて鮮やかに色付いた。
紅葉を今年も、この長瀞でしっかりと見納める事ができて、大満足の一日だった。
※関連ページ
長瀞・宝登山の、1月に咲く蝋梅(ロウバイ)の甘い香りを写真で。
そんな旅のエキスをオモチャ箱のように、ここに沢山置けたらいいなと思います。そして見に来てくれた方の、何か、これからの「旅のヒント」になってくれれば、と。
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