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2023-04-22北海道(トドワラ)

北海道「神の子池」の神秘な青と、鮭がジャンプする「さくらの滝」

『神からの贈り物』と言われる「神の子池」

 

水の記憶・・・。

 

透明な水ほど、清らかに心を揺り動かされるものはない。それは太古の昔から、コンコンと湧き出る「泉」として、人々の生活の中に存在していたと思う。そして時として、「神」のような存在だったのかもしれないし、オアシスとして人々の集うシンボルだったのかもしれない・・・。

 

先日TVを見てて、メキシコにあるセノーテという淡水のダイビングスポットの存在に、強く心を惹かれた。鍾乳洞の石灰質によって、世界一透明度が高いと言われている場所だ。

 

晴れやかな光の差し込むその映像を見て、かなり遠いけど、ここは近いうちに絶対に行きたいと思ったのだった。そしてもう一つ、中国の九塞溝にも以前からずっと惹かれていた。

 

実は、どんなにがんばっても、淡水の透明度は、普通、海には絶対にかなわない。正直、コンディションのいい時の南の島、例えばジープ島の回り、あるいはキミシマ環礁では、そのブルーが「無限に広がっている」と言っていい。

 

ただそういうブルーを沢山見てきた目にも、海水にはない、飲んでも塩っ辛くない清らかな「淡水」という感触に、今はとても惹かれるのだった。。

 

透明な水は、いつだって心の中心にあるべきなのだ。

 

◇ ◇ ◇

 

その日レンタカーで、その神の子池を目指していた。

 

基点となる摩周駅からは、直線距離ではそんなに遠くないのだけど、いざ行くとなると、ものすごい遠回りで、もう1泊しないと、とても行って帰ってはこれない。ただ運がいい事に、もう一つ絶対に行こうと決めていた、サケのジャンプする滝「さくらの滝」も、その通りすがりにある。

 

『よし、行こう!』

 

そして行ってみて、ホントに良かったと思っている。それは掛け値なしに、美しい神秘の青だったから♪

 


実際目にするまでは、どんなものかほとんど感触は掴めないでいた。
ガイドブックに僅かに載っている小さな写真は、まったくその色を再現していなかったし。。でもそれがかえって、最初のインパクトのある感動を呼んだのかもしれない。

 


ここは摩周湖の伏流水が沸き出す池。一日に湧き出る水の量がなんと1万2千トンにもなり、冬でも凍らないという。

 


古くから『神からの贈り物』と敬称され、この「神の子池」という名が付いたのだった。

 


まるで、この地球の地表に咲いた、一輪の「水の花」のよう。

 

地球そのものが一つの生命体で、生きているという概念は「ガイア」とも呼ばれ、僕もそう考えている。ただ、なかなか実感は掴めないもの。それがここでは、「すーっと」何の抵抗もなく、心に入ってくる☆彡

 


「水の花弁」にミツバチのように群がる魚たち・・・。

 


太陽光のキラメキも、色彩の演出にかかせない。

 


サクラマスがその中を悠然と泳いでいる。この動きも美しい♪

 

サクラマスがジャンプする「さくらの滝」

 


これがさくらの滝。

 


この日の前日が凄かったらしい。でも充分堪能できたのでした。

 


何度も何度もジャンプするサクラマス。まさに命をかけた遠征だ!

 

PS.番外編、この1枚☆彡


元々、プロレスを含めた全ての格闘技が大好き!ただこのフォトブログは、あくまで「旅」を中心に語ろうと思っているので、あまりこの話題は登場させていないのだけど、今回は流れ上。

 

プロレスの地方巡業で貼られたこのポスターのムードがいいねぇ。その土地ならではの匂いがあって、ちょっと笑えて、とても気に入っている1枚なのです♪

 

何よりも、紳士で生真面目な大森選手(中央)と、この干し魚の相性がピッタリ!(笑) 東京では、めったに生で見る余裕のない僕も、この体育館には行きたいなあと思ったぐらい。

 

やっぱ、「旅」だなぁ♪

 

◇ ◇ ◇

 

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