2023-07-19モロッコ一周 色彩の旅
長距離バス移動の車中で見るシュールなシーン|モロッコ旅_05
「どこか見知らぬ大地」が、僕の永遠のテーマ
町が続いたので、今回は移動中の車窓からのシーンを。モロッコの国土は日本の約1.2倍。行ってみて分かったのだけど、山・森・砂漠あり、海・川・湖ありで、自然も変化に富んでいる。
一番高い山で標高4165mもあるのだ。富士山よりも高い(@_@;)
今回 巡った道程を日本に置き換えると、東京(カサブランカ)をスタート地点として、時計回りに名古屋を経由して京都まで行き、金沢へ抜けて北上し、日本海側を新潟を経由して青森まで行き、太平洋側を仙台を経由して東京まで帰ってきたぐらいの距離。
写真の光景はフェズからずっと南下し、サハラ砂丘の拠点:砂漠の町エルフードまでの道中をメインに。緑の深い高原から徐々に砂漠地帯に入っていく訳だけど、その変化に富んだ風景は、窓から眺めているだけでも飽きる事がなかった。
見出しの「どこか見知らぬ大地」は、僕の究極のテーマだ。そんな欲求を車窓からでも、刻一刻と変遷するシーンで、静かに心地良く満たしてくれる。
これまでも、画家:ロジャー・ディーンの描くハイパー・イマジネーションに、どれだけ影響を受けてきた事か。それがダイビングという異世界に のめり込んだ最大の理由だけど。更に満月の夜に関しても。。
そして、『おっ、ここはちょっと立ち止まって写真を撮りたい!』という場所は幾つもあった。でも、そこはツアーバス。食事&トイレ休憩しか止まってはくれない。。ん~、かなり残念(≧∇≦)
でもまあツアーだから、こんな短期間で これだけの行程を駆け抜けられた訳だけどねっ( ̄▽ ̄)b
イントロで紹介したロジャー・ディーンの作品の一つ。70年代のロック文化を象徴する画家。これは「イエス」のアルバムジャケット。このイマジネーションが大好きだった。
いよいよ砂漠地帯に入っていく。こんな赤茶けた大地にも川が流れ、
ハイウェイも延々と伸びていく。イマジネーションを刺激してくれる、まさに旅らしい旅だった。
ヴォルビリス遺跡・トドラ渓谷|旅の断片ショット
このモロッコシリーズも、テーマを絞り込むのに苦心した。そこで、1テーマにするにはボリューム的に難しいものを、ここにまとめてみた。
駈け足で巡った、旅の心象的な足跡。記憶にもしっかりと焼き付いている。
これはヴォルビリス遺跡。ローマ帝国時代のもので、世界遺産にも登録されている。
そしてトドラ渓谷。短い滞在だったけど、かなり印象に残っている。
リアルな迫力の中で、もう少し時間をかけて堪能したかったなぁ(‘・_・`)
残念ながら2時間程度の制約のある徘徊。。どっぷりと浸るには余りにも時間がなかった。。。
僕の持論で、その場所の本質を掴むには最低でも24時間は必要だと。早朝と夕暮れ時のプレミアムタイムに、最も「その地の何たるか」を表わすからだ…。
ただこうして記録する事で、再度その場所に立ち帰られるのであれば、こんなに嬉しい事はないよね☆[゜ー^]
◇ ◇ ◇
※「モロッコの旅シリーズ」は、複数編の海外旅【モロッコ一周 色彩の旅】のカテゴリーに、全編収録していきます。
そんな旅のエキスをオモチャ箱のように、ここに沢山置けたらいいなと思います。そして見に来てくれた方の、何か、これからの「旅のヒント」になってくれれば、と。
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