2023-08-06モロッコ一周 色彩の旅
マラケシュの天空に浮かぶ十三夜の月を愛でる|モロッコ旅_10
マラケシュのホテルには、とても「らしい」ムードがあった
明日はカサブランカでちょっと観光して、そのまま岐路の旅。最後の宿泊なので、旅行会社もそれを考慮したのでは。さすが上手いねぇ(笑)
「月と共に旅をする」というのが僕のスタイル。忙しい日常では、とてもそんな風流な気分にはなれない。でも、ストレスとモヤモヤから開放された旅時間の中では、月の存在がとても印象的で、インスピレーションが大きく膨らむ。
まるで天上から優しく見守ってくれているかのように……。
満月前後がもちろんいいのだけど、日中にポッカリ浮かぶ白い半月もいい。そして夕暮れ時に鎌のように空を切り裂く三日月もオツだ。
ただ今回のモロッコは既成のツアー。自由に時間と空間をコントロールし、自らのコンセントレーションと行動力を最大限に高める事はできない。。なので月の存在はすっかり頭の中から消えていた(‘・_・`)
ところが、旅も終盤。夕方ホッと一息つく為に、ホテルのプールサイドで一杯飲んでいた時だ。ふいに天上に月が現れたのだ!☆彡
『お~っ! 何というラッキーなタイミング!』
赤茶けたモロッコそのものを想わせるホテルの壁と、セレストブルーに暮れなずむマジックアワーの空。そしてそこにポッカリと浮かび上がる十三夜の月。
月を見るには最もいい月齢。それは控えめながらも不思議な存在感を、天空の神のごとく表出する。。
狙った訳ではなかった。それだけに、とてもマジカルでスピリチュアルな感慨に耽ったのだった……。そうか。。では、マラケシュの月に静かに乾杯しよう!(^-^)
マラケシュの新市街は、とても明るく綺麗な街だった
前回のメディナ(旧市街)とは打って変わって、新市街はご覧のように都会的だ。
もちろん、ディープなメディナの方に興味はよりそそられるけど、こんな風にフッと目先を変えてみるのも悪くないよねっ( ̄▽ ̄)b
色使いでも、普段と違ってお洒落したくなる。日常から離れた旅には、そんなチカラがある。
◇ ◇ ◇
※「モロッコの旅シリーズ」は、複数編の海外旅【モロッコ一周 色彩の旅】のカテゴリーに、全編収録していきます。
そんな旅のエキスをオモチャ箱のように、ここに沢山置けたらいいなと思います。そして見に来てくれた方の、何か、これからの「旅のヒント」になってくれれば、と。
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