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2023-08-18モロッコ一周 色彩の旅

カサブランカは、たしかに「白く煙る街」だった|モロッコ旅_11

「白い街」というイマジネーションの中で

 

このモロッコシリーズも、いよいよラスト前。ここで旅の最後の街:カサブランカへ。

 

カサブランカというと様々なイメージが湧いてくる。エスニックで叙情的な最果ての地。もちろん映画も。

 

そして「カサ・ブランカ=白い家」という意味深な地名。白い籐素材のインテリアのブランド名。ユリの白い品種も同名だ。
そこから何か「白い街」をイメージしていたのだった。

 

この語源を調べてみても、なぜ「白い家」と呼ばれるようになったかは諸説あるようだ。もっと調べれば何か分かるかもしれない。でもあえて、ここではイメージだけにしておこう。

 


街に入る前の、バスの窓から見た、霧で白く包まれた神秘的な時空間。

 


まるで「白い街」に入る前の儀式のように感じられた。

 


そして、いよいよ街に入った。

 


頭の中にあった、カサブランカの「白い街」というイマジネーション。それが色にこだわってきた今回の旅の中で、一歩街に入った瞬間に不思議と「同調」したのだった。

 


白い壁。

 


白い人々に、

 


白い道。ちなみにこのショットは、構図や色彩、バランス的にも最も気に入っている一枚だ。

 


唯一バスから降りて観光したのが、この「ハッサン2世モスク」。

 


モロッコ最大のモスクだという。

 


ただここでも「白」のイメージを探していた。

 


すぐ近くの海岸。海の波が描く白いマチエール。風と波しぶきで煙ったようなムード。建物の多くの白壁。それらが混ざり合い溶け合い、僕の中で「白い街」として象徴化していく……。

 


そうだ、この白く煙る世界に、カサブランカの「白い街」の語源があるのかもしれない。

 


飛行場へ向かう一泊もしない、ほとんど車窓だけの短い滞在。でも「白い街」を皮膚感のある視覚と直感で感じただけでも満足だった(^-^)

 

その他のシーン (スピンオフ)

 

これまでに掲載できなかった写真をここで。

 


まさにモロッコを象徴としたような色彩配分。

 


これもそうだし、

 


このシーンにもそれが感じられる。

 


モスクの装飾や、

 


全天を覆う夕焼けも、色にこだわった今回の旅の大切なシーンだ。

 


そして最後に、休憩でほんの少し立ち寄ったラバト。この街並の色彩もとても印象に残っている。

 


額縁に入れてみたいシーンだった。

 

このモロッコシリーズ、計画的にラストまで構成を考えてみた。基本は時系列なのだけど、ボリュームがあるので、ある程度の企画性がないと訳が分からなくなるのと、もう一つ理由が。

 

以前に行ったスイスとイギリスも同じぐらいのボリュームの旅だった。ただその時アップしていた以前のブログでは、全体を通しての計画性が弱く、後半かなり尻すぼみに。。結局入れたかったネタも中途半端になって、うやむやに。 ̄○ ̄;)

 

どうしても帰ってきたばかりの時は、印象の強いインパクトのあるものからアップしたくなりますよねっ(笑) でもその結果、尻切れトンボになってしまう(≧∇≦)

 

イギリスの時は、リバプールやストーンヘンジもアップしたかったけど、入れるタイミング(賞味期限・笑)を逃がしてしまった感じだ。その苦い経験から今旅はラストまで、しっかりとまとめ上げたいな、と。何事も起承転結が肝心。_〆(・_・。)^

 

◇ ◇ ◇

 

※「モロッコの旅シリーズ」は、複数編の海外旅【モロッコ一周 色彩の旅】のカテゴリーに、全編収録していきます。

 

当ブログNAVI コロナの影響で、「ソロ旅」が注目される中、僕はもう数十年も前から、この「ソロスタイル」で自由気ままに旅をしてきました。
そんな旅のエキスをオモチャ箱のように、ここに沢山置けたらいいなと思います。そして見に来てくれた方の、何か、これからの「旅のヒント」になってくれれば、と。

 

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