美しい写真でつづる旅行ブログ|旅と癒しのフォトギャラリー

旅と癒しのフォトギャラリー

2023-09-04小樽・余市・積丹

小樽の運河で、路上ミュージシャンとの再会|北海道流れ旅_2   

ガス灯ともる、運河の蜃気楼

 


改めて、この街:小樽が輝きだすのは夕暮からだ。特に運河。

 


昼間はどこか白々しく映る河の畔も、がぜんいいムードを伴ってくる。

 


古い倉庫の建造物が、それまで息を凝らしていたかのように存在感を放ち出す。これぞ小樽の真骨頂!

 


歴史の重みがかもし出す雰囲気は、これから造ろうたって造れない。だからこそ深い味わいを持つのです☆彡

 


きっちり夜の9時過ぎまで、この光景と空気感を肴にウイスキーを飲んでいた。

 


気に入った場所にじっくりと腰を下ろし、静かにその地と会話をする。。そう、これぞM’s BAR!

 


自分にとっては、この運河沿い全てが特設のBARだった。(´_ゝ`)y-~~~

 


ただ、このBARには難点も。ちょうど時間帯が夕食時と重なるからだ。でも、すきっ腹にこそ酒は美味いし、五臓六腑に染み渡る。。

 

ゆったりと、ただボケ~っと、日常にはない心地いい旅の時間が流れていく……。

 

さて、この街の店はほとんど10時に閉まってしまう。。なので、唯一12時までやっているチェーン店の「すしざんまい」で夕食。
ん?看板に築地からの直送とある。小樽まで来て築地の魚を食べるのって…(笑)

 


でも現地のウニを始め、地魚の本命は積丹で食べる予定だったので、OK。ただこの「すしざんまい」、ネタも新鮮で大きく握ってくれ、けっこう安くて旨い寿司でした。☆[゜ー^]

 

時の止まった場所、小樽の運河で

 

今回の小樽でちょっとした出来事があった。それはこうだ。

 

夕暮の運河で、ギターソロをひっそりと弾いている一人のミュージシャンがいた。足を止め何とはなしに聴いていたのだけど、テクニック的にも表現的にも申し分なく、どんどんと引き込まれていった。。

 

ふと名前を見ると、何か心の奥深いところでピン!と閃くものが。9年前のここで、やはり一人のギタリストの演奏に聴き惚れ、その時にCDまで買ったのでした。

 

もしや!と思い、演奏の合間に『いつ頃からここで演奏しているのですか?』と訪ねると、『16年前からです』と。『!!!』じゃあ、やっぱりあの時の!

 

そして一気に記憶が蘇ってきたのです。(@_@;)

 

それからは小樽の話をちょっとし、その後はオープンエアの天然のライブハウスと化し、ずっとその音色の世界に陶酔していったのでした。。

 


それともう一つ、とても印象に残るシーンがあった。

 

北運河の畔の古い廃墟のような建物。昼間はどうという事もないけど、夕暮になると不思議な存在感で迫ってくるのでした。

 


まるで猫科の猛獣の唸り声を聞くかのような凄み。

 

迷路のようでいて、美しくも感じるハイパーなビジュアル。・・・ボーゼンとその場に立ち尽くしたのでした。。 ̄○ ̄;)

 


最後に、今回泊まったホテル。

 

かつて銀行だった建物を改装して使っているという。とても小樽っぽいムードのあるホテルでしたよっ。(^-^)/

 

◇ ◇ ◇

 

※「北海道流れ旅シリーズ」は、複数編の国内旅【小樽・余市・積丹】のカテゴリーに、全6編収録されていきます。

 

当ブログNAVI コロナの影響で、「ソロ旅」が注目される中、僕はもう数十年も前から、この「ソロスタイル」で自由気ままに旅をしてきました。
そんな旅のエキスをオモチャ箱のように、ここに沢山置けたらいいなと思います。そして見に来てくれた方の、何か、これからの「旅のヒント」になってくれれば、と。

 

ジャンルが多岐に渡るので、スマホなら下方の、PCなら右サイドの「カテゴリー」を上手に利用し、是非気になるページを見て回って下さいね。ブログ全体を時系列で見るには【ブログ一覧】が便利で見やすいですよ。基本週1~隔週で、土日の週末に新作を入れてます。
詳しい当ブログのコンセプト【ソロ旅の新たな形を】にまとめてあります。

 

そして【コンタクトページ】からお時間があれば、この「旅のフォト(写真)ブログ」の感想をいただけると作者としても嬉しいです。必ずお返事いたします。

 

感想・お問い合わせ