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2023-09-30小樽・余市・積丹

積丹の宿「いい田」と、シュールな島武意海岸|北海道流れ旅_6 

積丹の「いい田」という宿は、120年の歴史が紡ぐファンタジーだ

 

積丹で泊まる宿は、かなりこだわりを持って選びたかった。まず海縁にある事。そしてウニを始め、地の魚が旨い事はもちろん。更に何か積丹らしい個性があったら、なおいいなぁ、と。

 

そんな中でネットで色々調べていく内に、この「いい田」という宿に行き着いた。何よりも積丹半島の遥か先の突端にある余別という小さな漁村。そこにある事がいい。例の神威岬のすぐ近くだ。

 

「北の最果て感」があるよねぇ☆[゜ー^]

 


余別は小さくて、時が止まった様な静かな漁村。

 

そこに、この宿「いい田」がひっそりとある。

 


何と素敵な看板!

 

外装も凝っているけど、内装には更にこだわりが感じられる。流木や自然木を大胆にあしらい、不思議で独創的な「和空間」を創出している。

 

120年前、この地の網元だった先代が漁倉を改装して創業を始めたという。現在は四代目。その深い歴史が素粒子となって、ほの暗く空間に浮遊しているようだ。。

 


こんな寛(クツロ)ぎスペースもある。

 


空間の一つ一つに演出の手抜きがない。部屋も清潔感に溢れている。


※公式サイトから

そして極めつけは料理だ。もう『まいりました』と言う他はない。一品一品、これでもか!というほど丁寧に創られているのが分かり、かなりの満足感。二日目にはサービスで、毛ガニの半身まで付くという「オモテナシ」ぶりだ。

 

ただ一番期待していたウニはムラサキウニだけで、バフンウニが食べれなかったのは残念。( ´・_・`) 聞けば、今、数が少なくて価格が高騰し手が出せないとの事。でもムラサキウニでも、さすが積丹の地モノという絶品の味。

 


『また来たい!』 この「いい田」の料理を食べに来るだけでも価値があると思わせてくれる宿でした♪

 

島武意(シマムイ)海岸で、積丹の低力を知る

 

さて、本編がこの旅のラスト。もちろん最終日の前日に行った所だから時間軸的にもそうなのだけど、それ以上にこの島武意海岸が今回の旅のハイライトとなった気がする。

 

神威岬では上から眺めるだけで、下の海岸に降りれなかったのでなおさらだ。

 


その前に、これにも触れておかなければ。実は今回、積丹の一番大きな村の美国という所でシュノーケリングをしたのだ。それも青の洞窟を目指して。サービスはこの積丹マリーン。

 


港からビーチエントリーで、いざ出発!

 


8月なのに、北海道の海は驚くほど冷たい。でもこの季節なので、ひんやりと心地いい♪

 


水中カメラは持っていかなかったので、この写真はこの地のフリー画像なのだけど、だいたいこんな感じで見れました。

 

青の洞窟かぁ、ファンタスティック! ナポリのそれが世界的には有名だけど、小粒ながらもここにもあったんだねぇ。何よりもシュノーケリングで行けるのが嬉しい。

 

それにしても海から上がっての一服、この充実感と開放感は、もう格別! やっぱ僕は心底ダイバーなんだなぁ☆[゜ー^]

 


そしてハイライトの島武意海岸。前述の神威岬以上のシャコタンブルーと美しい海岸線。さあ、降りてみよう。

 


こでは、何よりもこの切り立った岩や崖が造る造形美に魅せられた。角度によっては、一瞬北米のセドナやモニュメントバレーを髣髴とさせてくれる。

 


ん~、これは予想以上だ。情報は僅かしか無かったので。。だからこそ旅はいい! 来てみないと、やはり何も分からないからねっ。(^-^)/

 


そして、島武意海岸で一番のお気に入りとなった小さな、とある入り江。

 


ここで静かに波の音を聴きながら、今回の旅を振り返ってみよう。小樽に始まって、余市、積丹と。。いい旅だった。しかもそれぞれ2泊ずつしたので、かなりその土地の何たるかが分かった気がする。

 

ネットやTV・雑誌等の様々な情報で、色々分かったつもりになれる、ある意味便利な時代にはなった。でも、やはり自分の足で歩き、この目で見てみないと、本当のところは何も「感じる事」は出来ないなと改めて思ったのでした。

 

だからこそ「旅」なのです!( ̄▽ ̄)b 以上、6編でこのシリーズ終了。

 

◇ ◇ ◇

 

※「北海道流れ旅シリーズ」は、複数編の国内旅【小樽・余市・積丹】のカテゴリーに、全6編収録されています。

 

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