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2023-12-17城下町&タウン

瀟洒な奈良町で、しっとり・ブラブラ町歩き【町角スケッチ・前編】

今回は奈良町を旅した時をスケッチ風に綴ってみよう。この時はコロナ禍前の2019年。今から4年前で比較的最近なのだけど、不思議なノスタルジックさを感じる。

 

東京の人口過密地帯に住む者にとっては、東大寺や春日大社の人の多さには正直ヘキヘキした。でも、奈良町の素朴な町歩きは、いたって静かで快適だ。

 

奈良町を歩いていて感じた、暖簾(ノレン)と格子(コウシ)の和の美学

 


古い町並が残る「ならまち」や「きたまち」を、それこそ嬉々として縦横無尽に歩き回った。

 


そんな中で思ったのが、このサブタイトル。暖簾と格子の内と外が融解していくような「仕切り方」に、とても日本的な「美と調和」を感じたのだった。

 

特に暖簾の、風にそよぐシルキーでファジーな世界観に、ついつい見とれてしまった。。

 


シルキーなショットを狙ったのだけど、日傘に和服姿の女性だったら、もっと良かったのになぁ(笑)

 


『入っておいで』と、スッと誘われる感覚が暖簾にはある。

 


そして格子。こちらはまた違った趣き。

 


窓越しの内と外と違って、より内省的に自分自身と密かに対峙できる感覚だ。

 


日常の中では見過ごすような、こんな繊細な発見。これこそ、「何からも開放された旅時間」の醍醐味ですよねっ( ̄▽ ̄)b

 

ならまちで、たまたま出会った、ちょっといい感じの店

 


ん? 何かピンと閃くものがあった。いい店との出会いは、町歩きの醍醐味。触感だ。ひたすら感覚を研ぎ澄まして……。「PHOTO GARDEN」?

 


「写真」に特化した店のようだ。

 


アンティークなカメラと、センス良く吟味された小物の数々。。

 


これが巨大なショッピングモールの中にあったら、さほど面白くはない。

 


さりげなく町に溶け込むようにポツンとあるからこそ、キラッと生きてくるのだ(^-^)/

 


その時、写真を撮っている僕に、通りがかった見知らぬ郵便配達の人が気さくに声を掛けてきた。

 

『センスありますよね、この店。いつも感心してるんです』と。
『そうですね』と、僕。。

 

そんな「風」のようにささやかなヒトコマが、この町の匂いやシズル感を表わしていて、不思議に印象に残っている☆彡

 

なんかフラッと立ち寄りたくなる店ですよねっ☆[゜ー^]

 

きたまちの住宅街にポツンとあった、さりげなくいいカフェ発見!

 


店の名は「チテハコ(Chitehako) 」。きたまちの奈良女子大の裏手にあって、おそらく普通に歩いていては絶対に見つけられないだろう。それぐらい奥の奥にひっそりとあった。

 

こういう発見がいいよねっ。ダイビングで培った気配を察知する「直感的・勘」がこういう時に生きてくる(笑)

 

東京にも、もちろんいい店はいっぱいある。ただ、やはりそこは奈良町という土地柄。10倍ぐらいは大都市にはない、独特のユッタリ感が漂っているんだよなぁ☆彡

 


店主の方から聞くと、やはり古民家を自分なりに改装したという。いいなぁ。新築では絶対に出せない味があるし、随所にこだわりが感じられる。

 

更に、【「自分らしい暮らしをつくる」をテーマに、「食べる」「つくる」「使う」暮らしを提案しています。おいしい食事、ゆっくりとした自分探しの時間を。】と、リーフレットに素敵な言葉が。

 


そして、インテリアや内装の個性に触れ、店のコンセプトに共鳴し、埋没していく……。

 


こんな友人宅を訪れたような静かなカフェで、店主と地元の話をしたり、ぼ~っとするのがいい。世知辛く騒々しい東京では、なかなか味わえない。だからこそ、全国各地を旅するんだよねっ( ̄▽ ̄)b

 

◇ ◇ ◇

 

※町角スケッチ・後編【奈良町の古さと新しさの融合・調和がいい】も是非ご覧ください。

 

◇ ◇ ◇

 

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