2024-01-29スイス・トレッキングの旅
シャンパンのような大気を浴びて|サンモリッツ前編【スイス04】
スイスの旅では、ツェルマット、ヴェンゲン、そしてこのサンモリッツと、3つのリゾート地にそれぞれ2泊ずつしたのでした。
それぞれ個性があって良かったのだけど、その中ではこのサンモリッツに一番惹かれたし、印象に残っている。
「マッターホルンの町:ツェルマット」は、特に旅行者に人気なのだけど、それでもなお。。
おそらくその理由は、読んでもらえれば分かるかなぁ、と☆[゜ー^]
一つ言えることは、今後も時々使うであろう「シャンパンのような大気」というフレーズは、元々この地を表現するのに昔から使われている言葉。陽の光に当たっていても、空気がシュワっと弾けるように清涼で心地いい空気感。
もうそれだけで虜(トリコ)になってしまったのだ♪
霧ケ峰よりも高い標高1800m。しかも緯度的には北海道よりも北(@_@;) この立地条件と、晴天率が実に322日という奇蹟のような気候がそれを具現化しているのだろう。。
ここは、このサンモリッツ湖を中心とした避暑地。美しい湖面と、スタイリッシュな湖岸のホテルが素敵だ。
シャンパンのような大気。それは、夏は木陰に入りたいという概念を覆すかのように、陽の光に照らされていたいと思う、理想的な気候なのだ。しかも晴天率も高い。
太陽に当たるのが大好きな僕にとって、これは最大級のポイント♪
野の花にも包まれて、それはそれは味わい深いのだ。 まさに、『ナチュラル・ゴージャス』という言葉がピッタリ!
この花は、日本でいうヤナギランによく似ている。霧ヶ峰でもよく見られ、大好きな花なので嬉しくなる。
一輪一輪もとっても美しい。
そして、この地:サンモリッツでは絶対に行きたいと思っていた、セガンティーニ美術館。すぐ近くなのでゆっくりと散歩してみる。この地方(エンガディン)をこよなく愛し、暮らしていた画家だ。
しばし、その絵画の世界にどっぷりと浸かってみる・・・。館内は撮影できないので、ここではポスターだけでも。
その美術館のテラスから見下ろした光景。湖と町が、ほんと違和感なくしっくりと溶け合っている。
絵を鑑賞した後は、感覚もより鋭敏に。ん?ジャコメッティの彫刻??
そのせいか、別荘やホテルから見え隠れする湖面が、事のほか美しく感じる(´_ゝ`)y-~~~
光と影と湖面が、
とあるホテルの看板。デザイン的に、なんて鋭いセンスなのだろう・・・。ソルダネラとは花の名前。
もうこの3時間ほどの散策で、すっかりこのサンモリッツが気に入ってしまった^^
僕自身が「湖好き」というトコロもあるだろうな。なんせ、テンプターズの「エメラルドの伝説」の世代だから☆[゜ー^] 「ミッズウミ~ニ~、キミハ、ミッヲナゲ~タ~♪」 ・・・違うか、、(爆)
※後編に続く
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※「スイスの旅シリーズ」は、複数編の海外旅【スイス・トレッキングの旅】のカテゴリーに、全12編収録していきます。
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※なお、当ブログのトップページでは、【Web Exhibition「蒼い旅の記憶 in スイス」】として、スライドショーを展開しています。是非併せてご覧下さい。