2024-03-09スイス・トレッキングの旅
アルペンローゼの咲く丘で。アルプスの三大花・図鑑【スイス07】
花好きの僕としては、スイスの野生花の多様性に嬉々として歩いた。それも皆、標高の高いトレッキング中に見たもので、特に好きな高原植物たちなのでなおさら。可憐で慎ましやかで大好きな花たちだ。
今回はその中でも、特に印象に残っている花たちを「花図鑑」としてアップしてみよう。
スイスでは俗に「三大花」と言われている花がある。一つは前回の【網膜までも鮮やかに染め上げる、アルプスの青い花】で取り上げたゲンチアナ・アルピナ。もうキキョウ科では断トツにインパクトがあった。
そしてこのアルペンローゼ。ローゼと言うけど、バラ科ではなくツツジ科だ。日本では標高の高い地に咲くツツジは、初夏のレンゲツツジが断トツに好き。色はサーモンピンクだ。
なので日本とは違い、真夏にこの濃いピンクの花たちに包まれると、『あ~、スイスならではだなぁ』と思う。
様々な花が咲く丘で、このアルペンローゼのピンクはいいアクセントになっている。
そしてムラサキ系の花を並べてみよう。これはキキョウの一種。何とも可愛らしい。
これは和名で「ヤグルマギク」と名付けられているが、ほとんど見たことがないダイナミックな姿だ。
そしてリンドウの一種。カンパニュラと名の付く、『いかにも!』という感じの印象的な花。
次にイエロー系。オトギリソウにちょっと似ているかな。イエロー系の種類はとても多い。
更にピンクからレッドに至る種。これは日本の高原の代表的な花:マツムシソウによく似ている。
最後にホワイト系。「ワタスゲ」が湿地に咲いている様は、まさに高原!
そして前記の三大花のラストはこのエーデルワイス。花の姿以上にこの名称に惹かれる。
以上、ざっくりとした花図鑑。やはり普段見られない野生花をトレッキング中に発見する事は、何物にも代えられない喜びや楽しさを育んでくれる☆[゜ー^]
◇ ◇ ◇
※「スイスの旅シリーズ」は、複数編の海外旅【スイス・トレッキングの旅】のカテゴリーに、全13編収録していきます。
◇ ◇ ◇
※なお、当ブログのトップページでは、【Web Exhibition「蒼い旅の記憶 in スイス」】として、スライドショーを展開しています。是非併せてご覧下さい。