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2020-11-21新・東京漂流

葛西臨海公園にフラッと海を感じに。観覧車にはノスタルジーも

冬の日差しが透明な日は、葛西臨海公園がお薦め(前編)

 

このあたりで、近場で好きなスポットを一つ取り上げてみましょう。
忙しくて缶詰状態・・・なかなか旅に行けないような時、フッと足が向くのがこの葛西臨海公園。

 

海方面で伊豆や房総となると、どうしても一日がかりか、一泊は欲しいところ。しかもある程度の計画も必要だ。三浦や鎌倉にしたって、それなりに。。その点ここは自宅からも近い。

 

気が向いた時に、自宅から僅か1時間半ぐらいで「海」と向き合える。僕にとっては、この東京のど真ん中で一番身近に海を感じられる所かなっ☆[^ー゜]

 

広々とした開放感があって、不思議な透明感もあり、何かとてもホッとできるのだ^^
冬の晴れた穏やかな日、海を感じ潮風にあたっていると、凝った心が解きほぐされていくのを感じる。

 

透明な水色の陽光を浴びて・・・。

 

初めての所もワクワクしていいけど、カッテシッタル「行きつけの場所」っていうのも、いいもんだよねっ♪

 

陽射しが心地いい「葛西臨海公園」。

 


駅を出て真っすぐ歩いていくと、真正面に「水」を感じさせる印象的な建物(クリスタル・ビュー)が現れる。このアッケラカ~ンとした感じが好きだ^^

 


そして少しずつ東京湾の海が見えてくる。このガラス越しっていうのも、何かワクワクさせてくれる☆彡

 

冬のガラスは、どこか暖かい。風を避けて、陽だまりを創ってくれるからかなっ♪

 


シンプルでサラットした造りが、まるで「水のオブジェ」のよう。

 


広々とした海は、いつ眺めてもいい^^ そして見るだけだったら、冬の海が一番心に染み入るのかもしれない。。

 


それはこの季節、昼間でも太陽は低い。だから斜光が水面をキラキラと輝かせてくれるからだ。まるで白昼夢のように・・・。

 


振り返ると、ガラスに映るシーンもとても良かった。
静かに散歩する人影が、なぜか優しく映る^^

 


夏? デジャブのように吸い込まれていく。。

 


鳴き声がするなと思ったら、メジロだった。この葛西臨海公園は野鳥の宝庫でもある♪

 


そしてツグミ。思わず顔がほころぶ(^◇^)

 


さて、そろそろここの本命:水族館に入るとするか。この入り口の、スカ~ンとしたシンボリックな建物も大好き^^ さしずめ、地上に突き出た「水のドーム」のよう♪

 


水族館を出ると、もう陽が傾いていた。海越しに見る東京という街。

 


キラッと、蜃気楼のように浮かび上がるビル群。。

 


夕陽は静かにあたりを染め抜いて、しずしずと沈んでいく。オレンジの波の光と共に・・・。

 

雲一つない快晴だったので、この日、山の稜線に沈む太陽がくっきりと見えた。まさに、「沈み行く」という形容詞がピッタリ!☆[^ー゜]

 

最後まで見届けよう♪

 


完全に沈み終わると、遠くの富士山がポッカリと現れた^^

 


葛西臨海公園のクリスタル・ビューの「水」も、赤く染まっていく。

 


そして気持ちは、ゆっくりと海の底に沈んでいくのだ。一日という、光のサイクルを見届けた事に満足しながら・・・。

 

こんな風に陽光が爽やかな冬の日、たまには足元を照らすのもいい。

 

企画やプロデュース、デザインやコピーライティングが僕の主な仕事。でもそれとは別に、このブログのように「何ものにも束縛されない自由気ままな表現」って、とっても楽しい事。
クリエイター冥利に尽きる!☆[^ー゜]

 

そして自分の中に閉まっておくだけではなく、様々な方に「感じたもの」「フッとした発見」を伝え、共有できたらいいなぁって思う^^ 今後も是非遊びに来て下さいね~ヽ(´ー`)ノ

 

ワンポイント
園内は広いので、葛西臨海公園駅でレンタサイクルを借りるのがお薦め。

 

葛西臨海公園で「観覧車」というノスタルジーに包まれる (後編)

 

かなり前のこと。とある車のCM。情感たっぷりのBGMの背景に、黄昏の観覧車のシーン。
それが妙に印象に残ったのだった。曲はどこか聞き覚えのあるスタンダードナンバー。
メローで詩情豊かな美しいメロディライン……。

 

10ccというバンドの「アイム・ノット・イン・ラブ」という曲だった。

 

とても気になったので即刻CDを購入し、ジープ島に持って行ったのだけど、これがピッタシ!
それ以来、僕の中では、この島のテーマ曲になっているのです♪♪♪

 

夏という特別な季節の中で過ぎ去った、その走馬灯のような感動、触れ合い、数々のシーン。
それがこの曲で、切ないほど心に染み渡っていく……。
静かな中にも力強さのある,不思議な旋律☆彡

 


そんな事をふっと想いながら、

 

とある日、葛西臨海公園で観覧車を眺めていた。

 

この葛西臨海公園は旅に出るほどの時間がない時に、よく行くところ。
午後からフラッと行っても充分心を開放できる。
水族館とセットで、潮風にあたったり、夕陽を眺めたり。。

 

あのCMで、作者は何故観覧車をモチーフに使ったんだろう?
それがよ~く分かった一日だった。

 

二人だけの世界、孤独、黄昏、空、風、恋、夢、子供の頃、終焉・・・。

 

空にポツンとそびえる巨大な観覧車はマンダラのようで、それ自体が「心の原風景」として、多くのことを語ってくれるからだろう。

 


ノスタルジックな形の、風の玩具。

 


ゆっくりと色彩の魔法に染まり、空が何かを語り始める。

 


クライマックスは徐々に始まり、

 


そして黄昏に灯がともる。

 


こんなトワイライトな時には、ほろ苦いジントニックがいい。

 


やがて空に大輪の花が咲き、散っては咲いていく。

 


それは静かなる花火のようだ。そして遥かなる夜の酩酊の中に……。

 

アイム・ノット・イン・ラブ……。

 

関連ページ 
葛西臨海水族園に、気軽にフッと水中の生物達に会いに行く

 

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