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2021-04-14季節の花々

ウィステリア・藤の花の仄かな香り【あしかがフラワーパーク】

藤の花にも香りがあるって、知ってましたか? 初めて嗅いだような種類の気もするけど、
それでいてどこか懐かしいような素朴な香り☆彡

 

元々この花には、ある種の思い入れがあった。それは以前、秩父の長瀞を旅した時の事。
川の近くで野生の藤がポツンと咲いていたのだ。それが妙に新鮮だった。
この花は藤棚として人の手が加わる形で咲いているイメージがあったので、その人知れず原始のまま咲く姿に、しばし目を奪われた。。

 

花自体は小振りの集合体ながらも、枝垂れ咲く花木としての個性や主張が強く、そこに一つの確立された意匠としての「美的世界」を感じたのだった。

 

まるで日本画の絵の中に入り込んだかのように……。

 

で、今回のテーマはこの「藤の花」だ。スポットは以前に行った【あしかがフラワーパーク】
ここは特に、これからが最盛期のこの「藤の花」で超有名だ。

 

前回、秋のバラの季節の様子も【花のイルミが独創的で面白い】でアップしているので、そちらも是非。

 

第1部 フラワーパークという花の小宇宙

 


手入れをすれば、これだけ巨木になっていくという藤の花。それは、花の房が滴(シタタ)り落ちる「滝」のイマジネーションそのものだ!

 


ただ、花の一輪一輪は、梅や桜ほどの存在感は持っていない。。

 


「枝垂れ落ちる房」、まさにそれこそが藤の花の意匠としての「命」だ。そして年輪を重ねれば、更にこれだけのスケールにもなる。
植栽された時の藤棚も、今や10倍以上にも拡がったとの事。この神秘の生命力には、ただただ圧倒される(@_@;)

 


風が吹くと滑らかに左右にそよぐ風情は、どの花よりも艶めかしく官能的かもしれない。。

 


この全ての源である、太い幹の存在感も圧巻だ! 「藤色」という優しくも妖しい、日本古来の色彩の小宇宙。。

 


そして園内には、様々な藤が咲き誇る。見る角度では、まるで「花の滝降る桃源郷」に立っているかのよう。・*:..。o○☆*゚¨゚゚・

 


白い藤には、独特の清潔な清らかさがあり、うす紅の藤には、はかない叙情が感じられ、ピンクの藤には、清楚な愛らしさがある。

 


でも、ここの主役は、やっぱり薄ムラサキ色の藤だ!

 


ツツジやシャクナゲ等も加わり、様々な花をエリアごとにあまり分けないで共生させているその様は、強弱やバラエティのメリハリがあって、とてもいい♪ まさに百花繚乱!

 


そして、今回楽しみにしていた夜のライトアップが徐々に始まる。昼間とはまた一味違う、もう一つの色彩を浮かび上がらせる幻想的な世界だ。

 


それは無数の、「流れ星」ならぬ「流れ花」。イメージの中で、ストップモーションのように静止した大輪の花火。その名も『夢幻』 。・゜゚・*:.。..。.:*

 


このトワイライトな時間帯は、貴重な旅のハイライト。

 


万華鏡を覗くように色は風となってそよぐ。それは全てを結晶化させるチカラを持っている。

 


時間も概念も、あらゆる刹那の人間事も……。

 


刻一刻と世界は沈み、新たなオルタナティブとしての、もう一つの別世界が見えてくる。

 


それは「今日という日をしっかりと完結させる事」、それが最も大事な事だと教えてくれる☆[゜ー^]

 

第2部 藤の花の創造的イマジネーション

 

ここでちょっと、園内にある洒落たギフトショップを取り上げてみよう。
この施設をもう一方で支える、プロデューサーとデザイナーの良質なセンスをとても感じたからだ。
それは、富良野のファーム富田を思い起こさせる。あそこも、ラベンダーのデザイン・コーディネートが、とっても上手だったなぁと。

 


Wisteria(ウィステリア)=藤の花という響きも、とてもいい! この英名は、ここで初めて意識したのだけど、一般的でなくても語感に閃くものがある♪
「ウスユキソウ」よりも「エーデルワイス」の方がイメージが広がりますものね。

 


ともすると内にこもりがちな陰的な藤の情緒的イメージを、ここまで明るく展開するとは。。
それはラベンダーのイメージに近いけど、、

 


静かに、たおやかに風にそよぐ『藤の世界』へのいざないは、ラベンダー以上に明るく爽やかな展開が可能だというのも分かる。

 


グッズのデザインも、とっても素敵^^

 

香り? ラベンダーやローズのような、強烈で完成された個性は全くないけど。。
でも、意匠からくる洗練されたビジュアルと、心を豊かにするイマジネーションの広がりは、その2つに全然引けを取らない♪

 

藤の花の「新たなイメージ」に乾杯!(^-^)/

 

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